1UP職人。
もちろん、あの方が飛び上がる、踏みつける、無敵になる。あの超有名なゲームの話です。
リオ・オリンピックから東京・オリンピックへ引き継がれるイベントで、当時の日本の総理大臣がコスプレを行ったあの方です。
子供の頃、トレードマークのMが刺繍された赤い帽子を被り、青色のオーバーオールを着た、髭がチャームポイントのおっさんに夢中になりました。
楽しかった。何が楽しかったと言えば、やはり無限増殖。階段で亀を連続で踏み続けると、1UPを繰り返し続けるのです。夢中になりました。
大魔王に姫様が連れ去られ、助けにいくストーリー。新シリーズが増えていく度に拉致される姫様。(護衛の奴等サボり過ぎやろー!)
その度、担ぎ出される髭のおっさん。頑張れ! おっさん。(操作するのが下手すぎて活躍出来んけどな・・・)
ストーリーは、ブラザーズ2のヤツ。
キノコが歩く。(えっ?)
目を疑った。取りあえず踏みつけるしかない。試しにジャンプして、踏みつけた。キノコは、ぺちゃんことなった。(後でスタッフが美味しくいただきました)
あの王国は、むちゃくちゃだ。
大魔王と戦うのに素手で戦えという。(格闘家ちゃうねん!)
所々にある「?マーク」を叩けば、「何か飛び出るでー」って説明を受けた。(何で運任せやねん! こっちは命懸け、なんやぞ! ボケー!)
取りあえず、言われた通り?マークのポイントでジャンプ。キノコが流れてきた。それを試食。(苦い。生で食べても良かったのだろうか?)
直ぐに結果が出た。摩訶不思議。何ということでしょう。
身体から力がみなぎる。倍の身長になった。着ていた赤い服とオーバーオールは伸縮性のある素材が使用されており、快適だった。(まるで、ワー○マン仕様)
旅の道中、亀が向かって来たので、キノコのように踏みつけた。腹が立っていたので、それを蹴った。地面を滑っていく亀の甲羅。コンと音がした。緑色の土管に跳ね返り、向かってくる。一度目の死亡だった。(まさか・・・亀に殺されるとは・・・グハッ)
気を取り直して、旅を続けた。身長は元に戻っていた。
(おっと)
先程の二の舞は、喰らわないぞ! キノコを食べて、倍の身長になっていた。
亀を踏みつけ、放置した。先を急ぐ。(その内、浦島太郎に怒られるかもしれないな)
またもや?マークのポイントが出現。
ジャンプして叩く。(・・・どうせキノコやろ。もー、いいねん! キノコ。食べ飽きたねん)
今回は、白い花が咲いた。
(えっ? どういうことなん?)
恐る恐る、その白い花を摘んでみた。すると不思議な現象が起きた。衣装が白くなり、火の魔法が使えた。(よし、これなら行ける!)
一気にファンタジーの世界へ突入。(まるで○リー・ポッ○ーの世界やんけ!)
ファイヤーボールの連打。次々と現れる敵を倒し、姫様を救出すべく、大魔王の城へ急ぐ。
またもや?マークが出現。(今度は何や!)
マークを下から叩く。
(えっ?)
飛び出したのは、キラキラと輝く星。ピョンと跳ねて移動していく。(ま、待ってー)
夢中になり、追いかけた。ファイヤーボールを放つのを忘れていた。足元の亀に噛まれて、元の身長となった。
意地でも手に入れてみせると必死に追いかけ、ようやくゲット。(ラッキー!)
その星は無敵状態となる代物だった。ヤバイ! 敵をタックルで倒していく。楽しい。ヒャッハー! 制限時間があるなんて知らなかった。Bダッシュが止まらない。本日、二回目の死亡だった。
反省。反省。いやー、参った。ちょっと調子に乗りすぎた。
なんだかんだとあったが、ようやく大魔王の城にたどり着いた。今は、花を摘んで、ファイヤーボールを放てる状態。
「お邪魔します。お入り下さい。ありがとう」
相手の許可無く、一人で勝手に城の中へ侵入。足元のマグマに気をつけて進む。
大魔王と念願のご対面。
ファイヤーボールの連打で勝利。大魔王はマグマに落ちて消えた。
牢屋の鍵を手に入れて、姫様を救出。ご褒美は、頬にキスをしてくれた。それ以外の報酬は無かった。命懸けで挑んだ割には、報酬が合わない。
それ以来、私とマリオは1UP職人となった。
「無限増殖って楽しいー!」
ひたすら、無限増殖をして遊んだ思い出のゲーム。スーパーマリオブラザーズ2でした。
以上、長々とすみません。🙇
コメント、スキ❤️をお待ちしております。w
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