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子育て支援員養成講座スタート

子育て支援員養成講座がスタートした。まずは基本研修の2日間(4時間/日)が終了。頭の中の整理も兼ねて、少しまとめてみようと思う。

内容は、ざーっとこんな感じ。

いろんな大学から先生を招き、各分野について教えていただいた。本来ならば、大学で90分×何時間かかけて行うものをぐっと60分にまとめてもらっているので、受けるこちらとしてはただひたすらに内容の濃い、学びのある時間でした。

保育士・子育て支援員としてはもちろん、親としても心が軽くなったり、「あ、これは、夫とも共有して子育てに活かそう」と思えることが本当にたくさんあったんです。なんか、妊娠中にこういう勉強ができたら、子育てへの不安とか、いろいろ軽くなるんじゃないかなあ、とも思ったり。というのも、私が保育士の勉強をしてみようと思ったきっかけも、自分が出産して子育てが始まったことだったから。なにも知識がない状態で子育てしていいのかな、学んでみたいな。そう思ったのがきっかけ。知識があることで安心できたり、落ち着いて対応できることがたくさんあったし、こうして新しい学び・未来に繋がっているから改めてこのとき勉強を始めてみて良かった。

研修の振り返り(特に勉強になったこと)

箇条書きで記載していきます。

・1人で子育てができないのは、母の能力不足ではない。(私は、子が小さいとき、ワンオペが本当に苦手でした…) ホモサピエンスの時代が始まった頃から、人は助け合って子育てをやってきた。大事なのは、誰かに助けを求められる状況・環境。

『子は親の鏡』
講義の中で、先生が紹介してくれた詩。心に沁みて、夫とも共有。

ドロシー・ロー・ノルト『子は親の鏡』

・教え込まない環境づくり。例えば、数を教えるときに、「これをふたつちょうだい」というなど。生活の中で自然と、楽しく学んでいけるように。

・自己主張を思う存分することで、自分の心を調整する力がつく。

・あなたたちは大事にされるべき存在である、というメッセージを言葉や表情・態度・姿勢などで常に伝え続ける。

受援力:助けを求めたり、助けを受けたりする心構えやスキルのこと。
東日本大震災をきっかけに、被災地側がボランティアの支援を受け入れ、上手に寄り添うことができるように用いられるようになった言葉。現在では、しんどさを抱えながらも他者に頼れない人々を理解する概念として広く使われるようになった。

私も、長いロープを持てるようになりたい。

・子どもの権利を守るために、子どもの意見を聞くこと。(家庭でもできる)

・今を生きている子どもにとって、今日と同じ明日はない。いろんな人の努力があって、子どもの命を輝かせる今がある。

・アタッチメント(愛着):安心基地があるだけでは不十分。変わらずそこにあって、好きなだけいられる。絶対大丈夫と浸れる状態が大事。(まずは自分の子どもにとってそうありたい)

・子育てでも、なんでも、晴れの日があれば雨の日もある。そうきたか!の精神。


今後学んでみたいこと

・バイスティックの7原則 (子どもや保護者との信頼関係の構築のために)


・子ども権利の父:ヤヌシュ・コルチャック


社会人になってから、こういった座学に参加したのはほぼ初めてだったのでずっと新鮮な気持ちだった。(しかも、この講座、無料なんです!)いくつになっても学ぶことは楽しいし、これからも新しいことを学んでいこうと決意を新たにした、そんな2日間でした。

おしまい。

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