【FP3級】勉強&受験体験記 〜6つの係数〜
今回は FP3級試験で最も面倒といっても過言ではない6つの係数について書いていきます!
①現価係数・・・将来のX円のために、(現在)元本いくらで複利運用すればよいか
②年金現価係数・・・元本を一定利率で複利運用し、年金のように毎年一定額取り崩す場合、(現在)元本いくらで複利運用すればよいか
③終価係数・・・元本を複利運用する場合、将来いくらになるか
④年金終価係数・・・毎年一定利率で一定金額を積み立てて、複利運用する場合、将来いくらになるか
⑤減債基金係数・・・将来のX円のために一定利率で複利運用する場合、(現在)毎年いくら積み立てるか
⑥資本回収係数・・・元本を一定利率で複利運用し、毎年一定額取り崩す場合、(将来的に)毎年いくら受け取れるか
〜〜〜覚え方〜〜〜
①
"げん"の文字がある場合は現在のいくら必要か→現と減
"しゅう"の文字がある場合は将来的にいくらになるか→終と収
②
"現価"は元本いくらか
"終価"は将来いくらか
"4文字のながいやつ"は毎年いくらか
この2つの場合分けが出来れば、問題は解けるはずです!
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例題(2019年1月) 第2問(31)
現在保有している資金(元金)を一定利率によって複利運用しながら毎年一定金額を一定の期間にわたり取り崩して行くときの毎年の取り崩し金額を計算する場合、資金(元金)に乗じる係数は、( )である。
(1) 資本回収係数
(2) 減債基金係数
(3) 年金現価係数
解答
(1)
毎年の取り崩し金額は将来的にいくら貰えるかなので、資本回収係数!
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以上!
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