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【低価格でも響く怪物イヤホン・TRN Conch レビュー】

初めて買った中華イヤホン。それは沼の入り口だった。




○ 出会いはいつも突然に

おはこんばんにちは、APEX愛好家(プラチナ4常駐)パナキです。
FPSで足音を聞き分け隊隊員のパナキです。
そうあのパナキです。

最近SNSで流行っている中華イヤホンってどんな感じなんだろう?
5ちゃんねるのイヤホンスレッドでも低価格帯はConchを買っておけば間違いないといった書き込みも散見する。

もうこれは買ってみるしかないでしょう!

2024年5月17日気が付けばAmazonでポチってました。
それが終わりの始まりということも知らずに。。

上のはリンク張っただけなのでアフィとかではないので安心してください。
こういうのがあると、なんかそれっぽくなりますね。


○ これはいいものなのだ

同梱物や細かいデータは大手の方に任せて、自分は体験した感覚だけおおざっぱに皆様にお伝えしていこうと思います。

耳を駆け抜ける衝撃。
そう表現するのが正しいファーストインプレッション。
冗談じゃないんですねこれ。

それは何故か。
恐らくですが、「耳が」「脳が」これだけ突き抜けるような中高音域をイヤホンで体験したことが無いからだと思います。

Conchを買ってから早ひと月。
今では中華イヤホンが手元に11個あります?
バカですね。
独身のいい大人が趣味ごとにハマるとこんな感じになっちゃうんですねこれ。
尚半分は未だ未開封です。

それはさておき、数が増えてくると当然気に入ったものを使いまわすのですが、Conchは当然の様にスタメンを張ってます。
それは「他では味わえない音」だからなんです。

iphone XSでの撮影。今年こそ新型に。。

御覧の通りの金属筐体。
これのおかげなのか兎に角中高音域がキンキンと鳴ります。
木が乾いたビンテージギターの様に鳴るんです。
パーンっと音が鳴るんです。
他のイヤホンより何故だか「鳴る」んです。
この「鳴り」が決して音質がいいという表現だけで使ってる訳ではないのでありますが、物凄く「響き」がいいイヤホンなんだと思います。

3000円台後半(ほぼ4000円)で購入しましたが、これはいいものなのだ!


○ 言いたいこともある

最初の感動をお伝えするだけで、だらだらと書いてしまいましたが勿論絶賛だらけではありません。
中高音、特に高音がキンキンするので「うるさい」と感じる人が多いでしょう。

Conchには「高音強化」「スタンダード」「低音強化」といった3種類の交換式フィルターが付属していていますが、自分は「スタンダード」がおすすめです。
簡単に言うと「高音強化」はこれ以上強化してどないすんじゃい。耳が死ぬ。
「低音強化」は、なんか音がこもる。
だもんで最初から装着されている「スタンダード」がおすすめです。

兎に角音楽の用途以外で使う場合には高音対策が必要になるのではないかなと個人的には思います。
イヤーピースの交換EQ調整リケーブル
簡単にできるのはイヤーピースの交換からでしょう。

Conchは人気イヤホンなのでレビューは数多くあります。
色々な方がおすすめのイヤーピースを紹介されていると思いますので検索してみるのもいいと思います。

高音対策としてよく名前が挙がるのが「FinalのTYPE E」というイヤーピースのようです。軸が短く高音が抑えれられるとか。

自分は高音対策とフィルターを耳の汚れから守るために自分好みのイヤーピースを交換して使っています。
ゼンハイザーの定番イヤホンことIE100Proに付属しているイヤーピースです。(507495←この数字をブラウザで検索したらHITするんで面白いものです)

勿論イヤーピース単体でも販売されているので自分はこれのMサイズを愛用しています。
このイヤーピースは中にスポンジが入っており、耳カスがイヤホンの中へ混入するのを防いだりフィルターにつかないように程よく守ってくれるんですね。
当然スポンジがあるので音の傾向は若干まろやかになるかもしれないですが、APEXをプレイする自分には耳に優しくて丁度良いです。
銃声ってうるさいんです。

NikonのD90を倉庫から出して撮影するも一眼って難しい。。

あとそう、エージングってものがありましてね・・・
簡単にお伝えすると、音を出し続けてイヤホンの慣らし運転をするってことです。
数十時間、長くて100時間~200時間される方もおられるようです。
具体的に音がどう良くなるとかはまだ経験が少ないためお伝えしづらいのですが、自分がConchで40時間ほどエージングを試した結果としてはなんか更に「鳴り」が増した気がします。

気がします。

高音の鳴りすぎ対策で初めて見たものの全体的に鳴りが増して、高音の鳴りまでも増してしまった感じです。。

感じです。

感じ方は個人差がございますので・・・

兎に角言いたいこともある。

高音対策はしたほうがいいよ」です。

高音がたまらん方は特に対策をしなくてもいいと思いますが、自分の用途としてはFPS中心なので、対策せざるを得ない感じでした。


○ FPS(APEX)ではどうか


肝心のFPS(APEX)ではどうか。
分離感はよし、10点中7点あげちゃいます。
足音はしっかり聞き分けられちゃいます。
ただ、少し前に語りましたが「響き」が非常にいいイヤホンですのでその響きが足音の聞き分けに影響を及ぼしてくる場合が多々見受けられました。

あーあっちの方角で戦闘が始まったなとか、遠くの方で鳴ってる銃声音はハッキリと聞き分けられると思います。
近接でも小規模戦闘ならある程度聞き分けられます。

しかし人数が増えるほど、音の数が増えれば増えるほど音の「響き」反響音も増えてしまい足音の聞き分けが難しくなってくる印象でした。
所謂「わちゃわちゃ」した場面ですね。

APEXはバトロワなので色んな音があちこちから聞こえてきます。
だもんで、スッキリとした音を出してくれるイヤホンの方がFPSには向いてるのかなと思います。

ざっくりいうと「定位感はいいけどFPS用にはもっといいのがあるよ」ってことです。


○ 総括

今現在自分の中ではTRN Conchは「響きと高音が楽しめる音楽を聴く用のイヤホン」として位置付けています。
音楽を聴くにはいいしFPSもできるよ~くらいの感じで捉えてください。

Youtubeや動画を試聴をするとやはり高音が目立つので長く試聴するのは少し辛いかなと思います。

でもですよ、このクオリティのものが3000円後半で手に入っちゃうってとんでもない事態なんだと思います。
音楽専用だとしても、そこらの家電量販店で売ってる大手メーカーの2,3万クラスには匹敵してます。もしかしたらそれ以上かもしれないです。

聴いたことも比べたこともないけど。

手持ちのゼンハイザーの「IE100pro」や「SureのSE215」といった定番イヤホンは確実に殴り倒してます。(音楽用としては)

価格に似合わない音を出しやがる怪物イヤホンですね。
この怪物のせいで僕は中華イヤホンの沼に片足を突っ込んでしまいましたとさ。

中華の進化は恐ろしい。。パクりパクられ澤穂希。

長々とまとまらない幼稚なレビューにお付き合いいただきありがとうございました。

次は無いかもしれませんがまたの機会でお会いしましょう。

パナキでした。

結局オタク全開でだらだらと長文をやってしまった僕


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