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感情が難しい 7/5あたりの日記

・水曜日、仕事終わりに新宿で時間を潰した。
20時半からバルト9で『ルックバック』を観るためだ。

大学の入学式用に買った革靴(7年前!)をいまだに履き倒しているから、さすがに替えようとABCマートで革靴を買った。
手頃なものを手に取り「これの26.5ありますか?」と軽快に店員に話しかけるところまではよかったが、実際に試着してみてから自分が扁平足だったことを思い出し、横からの若干の締め付けを感じながらも「これにします」と謎の面倒臭がり発動。
結局このスリム革靴は3日後に返品することになる。
本当に何をしてるんでしょうか

時間を潰すのが本当にヘタで、ABCマートの大きな袋を提げて新宿の街を30分以上ひたすら彷徨っていた。
汗だくになりながらバルト9に着く。ド平日だというのに映画館は満席だった。

肝心の『ルックバック』はもちろん良かったしもちろん泣いたけど、感情の置き場が難しい映画であるように感じた。
作中での事件の描写があまりにリアルで個人的にはそこがかなり怖くて、SNSで賛美されているような人間の衝動や優しさよりもその恐怖が上回ってしまった。
事件の描写は作中で不可欠であり、そこが原作の発端の1つでもあるだろうから仕方がない。
帰り道もしばらく「怖かったな、、」という感情だった。

映画のラフ的なもの

・金曜日、会社の全社員が集まってのキックオフ。
社長やら部長やらが「今期の目標はこんな感じで〜す」と立派なホールで発表するかしこまったイベントだった。
少し前から転職の2文字がチラついていたが、思ったより会社が前向きに進んでいるようで、もう少し頑張ってみるかと腰を据えるいい機会になった。

かしこまった会の後は懇親会、いわばただの飲み会だ。毎度お馴染みの立食パーティーだった。
今回は時間が短いのもあって、グラスを手に虚空を眺めることなく最後まで過ごすことができたと思う。
顔見知りも増えてきて、自分から話しかけに行くという天変地異みたいな行為までできるようになっていた。

同じテーブルの新卒の方々がお互いに瓶ビールを注ぐ練習をしていて複雑な感情になった。
強制的にやらされている訳ではなく先輩との話の流れから「やってみようぜ」となっただけなんだけど、個人的にはそんな飲み会マナーとかもうやめようぜ派だからなんとなく嫌な光景だった。

気遣いとしてグラスが空いているのに気づいてあげたりビールを注いであげるのは全然いいと思うけど、それをやらないことを「失礼」と捉えるのはなんだか顔をしかめたくなってしまう。
もうビジネスマナーとか廃止しましょうよ、名刺も手裏剣みたいに投げましょうよ、と思ってしまうのは過激思想かもしれないが、ウッと鼻をつまみたくなるようなマナーはガンガン廃止していきたい。

性格の歪んだ日記ですみません、、明日ハートウォーミングな日記上げるのでお許しください!
乞うご期待!!

脳内の引き出しが足りないので外付け脳みそとして活用しています。