ミスiD自己PR ver.5.0

無限ちゃんへ

あなたをかっこいいと思う。
やっぱり自己中心的なところは変わらなくて、いつまでたっても子供のように駄々をこねて、見苦しいところばっかり人前に晒して、それでもなんだかんだ立ち上がるあなたはかっこいいと思う。

エントリーシートの「自分の武器」に戸惑いつつも「本当は自分を好きなところ」と書いたあなたが、本当に好きな自分のままで戦っているところを一番近くで見ていました。あのとき信じてよかった。背中を押して本当によかった。

文字通り死にものぐるいで普通を手に入れた私が、無限ちゃんになることで救ったもの、数えきれないくらいあります。過去の最悪を丁寧に宝箱に詰める作業の美しさを、私は初めて知りました。普通なんてこの世にはない。異常なんてこの世にはない。あるのはあなたと私。無限ちゃんという世界がこの世に存在することがただただ嬉しい。

いつの間にかあなたの周りにはたくさんの人がいて、なんだか羨ましいなあと思うときがあります。見てほしいと言うことで見てくれる人がいることを、絶対に忘れないでほしい。恩返しとか背負うとか、それらを目的とするのはそうしたいと思ったときでいいから、今は自分のことを見ていてほしい。それでもついてきてくれる人はきっといる。あなたの周りにはちゃんといる。

あなたの発言に驚くことがあります。そしてあなたの発言に対するみんなの反応に、驚くことがあります。あなたが悔しがってくれるから、この気持ちの名前を知ることができる。みんなが受け止めてくれるから、感情を言葉にしていいんだと思える。今まで私ができなかったことを、人の目を恐れて隠れてしていたことを、恥ずかしげもなくやってのける無限ちゃんは、正真正銘私の憧れです。

誰がなんと言おうと、あなたは面白い。
銀行強盗なんてしなくていいよ。私は私のまま、生きていきます。

2022.3.1