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HamCupの姫vs姫

大工VS姫!? ~HamCupをめぐる珍騒動~

第1章:姫の座は譲れない!衝撃の出会いと3本勝負の幕開け

HamCupファンミーティング会場。熱気に包まれた空間に、突如として異彩を放つ人物が現れた。

「みんな、待たせたわね!HamCupの夜の姫よ!」

ピンクのフリルドレスに身を包み、化粧とかつらで完璧に変身したmao(55歳)が、颯爽と登場する。昼は町一番の大工として知られる彼だが、ひょんなことからHamCupの夜の姫として活動を始めていた。しかし、会場は静まり返ってしまった。

突然、奥から柔らかな声が聞こえてきた。「あら、新しいお友達?」

そこに立っていたのは、カラフルな和風モダンファッションに身を包んだ少女。派手めだが上品さも残すメイクが印象的だ。長いストレートヘアにはカラフルな和風髪飾りが輝いている。

「あんみつ姫様!」と歓声が上がる。

maoは困惑した表情で言った。「え?あんみつ姫?どういうこと?」

ラッキーが冷静に説明する。「あー、このおじさん、勘違いしてるみたいだね。あんみつ姫こそが本物のHamCupの昼の姫だよ。彼女はHamCupオーナーのモンちゃんの娘で、もうずっとHamCupの姫として活動してるんだ」

「えっ!?」maoの顔が真っ青になる。

あんみつ姫はにこやかに近づいてきた。「やば!素敵な姫様ごっこじゃない?私も一緒に遊びたいわ~♪」

その言葉に、maoの中で何かが弾けた。「ごっこ!?これは本気なんだ!」

会場が騒然となる中、くべしが興奮気味に叫ぶ。「おっ!これは面白そうな展開!」

maoは震える手で、ドレスのポケットから大工道具のミニチュア飾りを取り出し、あんみつ姫に突きつけた。

「こ、これが私の挑戦状だ!私こそが真のHamCupの夜の姫になる!覚悟しろ!」

会場は静まり返った後、どよめきが起こる。あんみつ姫は首を傾げ、困惑しながらも楽しそうな表情を浮かべた。

「挑戦状...ですか?えぐいほど面白そう!でも、どうやって勝負するんですの?」

maoは一瞬言葉に詰まったが、すぐに気を取り直した。「それは...それは...和菓子作りで勝負だ!」

あんみつ姫の目が輝いた。「ガチで!?和菓子作り、めっちゃ得意なんだけど~♪ 神になるくらい楽しみ!」

ここでくべしが興奮気味に割り込んでくる。「待った!せっかくだから、1回じゃもったいないぜ!3本勝負はどうだ?」

ハムりんが賛同する。「おお!それはいいアイデアだな!」

maoも興味を示す。「面白そうだな。よし、3本勝負で決めよう!」

ラッキーが冷静に提案する。「じゃあ、勝負の内容を決めよう。まずは和菓子作り。これはmaoさんの提案だしね」

プリンが続ける。「次は...そうだな、メイクアップはどうかな?姫らしさを競うなら、見た目も大事だろう」

なないろが目を輝かせながら叫ぶ。「最後は...」

そこへ、突如として会場の扉が開き、華やかな雰囲気を纏った中年の女性が入ってくる。その立ち姿には威厳があり、場の空気が一変する。

「ほんてぃこママ!」会場が驚きの声を上げる。

ほんてぃこママは優雅に微笑みながら言った。「あら、面白そうな話が聞こえてきたわ。最後の勝負は、私のHamCupバーでスタッフとして働いてもらうのはどうかしら?売り上げで競争よ。長年HamCupを見守ってきた私からの特別な挑戦ということで」

あんみつ姫が目を輝かせる。「まじで!?ほんてぃこママのお店でバイトできるなんて、神じゃない?」

maoは少し困惑しつつも、決意を固める。「バーのスタッフか...大工の仕事とは違うが、やってやろうじゃないか!」

くべしが大声で宣言する。「よーし!決まりだ!maoとあんみつ姫の3本勝負!第1回和菓子対決、第2回メイクアップ対決、第3回HamCupバースタッフ対決!」

会場が興奮の渦に包まれる中、maoとあんみつ姫は互いに視線を交わす。

あんみつ姫は言う。「じゃ、まずは和菓子勝負ね!インスタ映えする最高の和菓子、作っちゃいましょ♪ めっちゃ可愛くて映えるやつ作るから、期待しててね~」

maoは応じる。「望むところだ!私の和菓子作りの腕前、見せてやる!」

ほんてぃこママは優雅に微笑む。「あら、楽しみね。特に最後の勝負、期待しているわ。二人の成長が楽しみだわ」

こうして、maoとあんみつ姫の波乱の3本勝負の幕が上がった。和菓子作り、メイクアップ、そしてバースタッフとしての腕前。果たして、勝負の行方やいかに──。

会場を後にする際、maoはふと夜空を見上げ、つぶやいた。
「さあ、明日はどんな"家"を建て、どんな"夢"を見ようかな」

その言葉に、昼と夜を彩るHamCupの明るい未来が詰まっているようだった。

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