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『パリのアメリカ人』観てきました♪


月曜日に開催を知り、木曜夜に急遽仕事を早めに切り上げて、東劇でブロードウェイミュージカル『パリのアメリカ人』の2018年の公演を特別に撮影した映画版を観てきました。
タイトル聞いたことあるな〜くらいで、ストーリーや見所も全く知らず。まあ調べる時間も無かったのでとりあえず予習なしで楽しんじゃえ!と思い行ってみました。


結論:
めちゃくちゃ素敵な時間だった!
キラキラステージ大好きな人はぜひ一度見てみて!

ということで、感想とオススメポイント書き綴ります。


感想①
I Got Rhythm めちゃ楽しいーーーーーーッッ!!!!!

劇中のメインテーマ的に使われている曲。

中学の時に合唱で歌ったことがあって大好きな曲だったので、予習なしだったけどこれだけはとても楽しみにしていた。曲名でピンと来ない人も絶対に聞いたことある超名曲なので、予告のYouTube↑で要チェック。

作曲はドラマ『のだめカンタービレ』のエンディング曲『ラプソディ・イン・ブルー』でも有名なジョージ・ガーシュウィン。
ジャズとか好きな人ならノリノリになってしまう華やかで明るいテイスト。うん、楽しい。


劇中では冒頭の方、戦争が終わった暗い雰囲気の中から人々が活気を取り戻していく描写で使われる。

マッチを擦る音や食器を叩く音に耳を澄ますとそれが少しずつリズムになり、そのリズムが音楽になり、人々を巻き込んでどんどん明るくなっていく感じ!
もう体が動かずにはいられないし、なんなら最後興奮して映画館で1人泣いてた(ガバガバな情緒)。

感想②
この人達、ずっと踊るじゃん…


はい、トラジャと同じ感想。

ホントにずっと踊る。ミュージカルって分かっててもずっと踊る。

バレエは個人的には馴染みは無いけど、ミュージカルってよりはバレエの公演に歌とセリフが付いたっていう印象。劇中で一流のバレエをたっぷりと見ることができるので、バレエ観たいけど見所分かんないしちょっと敷居が高いかな…って人にはオススメ

普通にバレエの公演も観に行きたくなっちゃったな。

感想③
ダンスでの表現が豊か。

トラジャに出会うまではミュージカルは歌を聞く派で、ダンスがどうこうって視点であまり見ていなかったけど、ダンスって凄い。

終戦直後の街の治安の悪さ、仮面舞踏会の華やかさ、街の活気、お金で買えない愛情…
全てをダンスで表現していた。
しかも主要登場人物だけではなく、民衆や周りの物や背景に扮したダンサーさんも含めて、ダンスで作り上げる雰囲気や感情。

トラジャのBSフジさんのタイムスシリーズ企画で毎回「なるほど!こんなふうに表現するんだ!」という驚きがあるけど、それと似たような感覚。斬新な動きだけど何を表しているかしっかり伝わるってやつ。

"何が"と言える知識と語彙力が無いのが悔しいけど、ダンス・バレエ素人でも「こんなふうに表現するんだ!」という発見が沢山あって、見ていて飽きないし楽しかった!

感想④
歌声の心地よさ。


バレエダンスメインの舞台なので歌声のパートは他のミュージカルに比べると少ない。でもやっぱり歌は素敵。

そしてこれだけ踊っててもブレない歌声

個人的には作曲家アダムのダンディで優しい歌声と、大富豪マイロの強気な女性という感じの声がとても好きだった。

主要キャスト3人によるアンサンブルになるところもあって、ユニゾンもハモリも一寸の狂いなくピタッと音がハマる気持ちよさ
あぁ〜耳が幸せ♡

感想⑤
目まぐるしく変わる背景は夢の国のそれ。


今までのミュージカルで見たことがないくらい、背景や小道具が目まぐるしく変わる。(背景セットをダンサーさんが運ぶのもダンスの一部になっていて面白い。)

夜のディズニーシーの様なオシャレで煌びやかな雰囲気は全編通して保ちながら、ミッキーが次々と魔法をかけて世界を変えていく様に次々と素敵な背景が出てくる。

…ね?聞くだけでワクワクでしょ?

感想⑥
観客の歓声や笑い声でニューヨーク気分!

ブロードウェイミュージカルを撮影したものなので、その日の観客の歓声や笑い声も入っている。

過去にニューヨークでブロードウェイミュージカルを見たことがあるが、良いものに素直に拍手したり歓声をあげたり、ちょっとしたジョークに大きく笑ったりという観客の反応に衝撃を受けた。
今回、日本では味わえないそんな雰囲気が蘇ってきた。

自分もニューヨークでブロードウェイミュージカルを観ているかと錯覚するような没入感。平日の夜に仕事抜け出して、ちょこっとニューヨークに行った気分になれます。


というわけで!!
東劇では11/26〜12/2再上映が決定しているとのこと。
ちょっと非日常に触れたい方にオススメ♪

東劇の今後のお知らせ。こちらもワクワクする世界♡

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