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大切な人を失くしたあなたへ  思い出の場所編

 4年前に母を亡くした30代女性の数の心の葛藤を記し、

今ツライ思いをしている人へ少し先の未来が想像できるように

記事を書くことでお手伝いができればと思います。


 2021年8月27日。

母が亡くなってこの秋で4年が経ちます。


4年前、母の死後は夜 特に寝る前

毎日毎日泣いていました…。

母が亡くなった時、私は30歳でした。

30歳なんていい大人ですが、

それでもまだまだ母には生きていて欲しかった。


同じように若くしてお母様を亡くされた方に

こう励ましてもらいました。

『今はお辛いと思いますが、

時間の経過と伴に気持ちも落ち着いてきます。』と


4年経ってみて、本当にその通りだなとつくづく感じています。


8月下旬になって、父から連絡があり

今実家にある荷物を今月中に引き取りに来るように。と


お嫁に行ってからずっと放って置いた荷物を取りに行くことに。


昨年から、父は実家を売却して自分も一人暮らしを始めると

言っていました。

父の気持ちを察するに、きっと母との思い出が詰まった家に住み続けるのも嫌というか…。

新たなスタートを切りたかったんだと思います。


コロナ禍で、しかも妊娠中だった私は実家のある大阪に

なかなか帰れず、荷物の引き取りも難しいかもしれないと

思っていました。


ですが、この機会を逃してはもう母との思い出がある

実家には帰れないと思い立ち

緊急事態宣言が出ている中ですが

大阪に3カ月になる子どもを連れて行って来ました。


最後に住んでいた家にお別れができたこと。

生れた子どもに私の住んでいた家を見せてあげられたこと。

自分の部屋の窓からの懐かしい景色が見られtたこと。


本当に行って良かった。と思う


思い出の場所って、

もしかすると辛いことも色々思い出してしまいそうで

嫌な人もいるかも知れません。


でも訪れてみると、自分の過去と向き合う。

気持ちを整理するにはとても良い機会になります。


もしろん、辛くてどん底の時に行く必要はないけれど

少し時間が経って、色々振り返るタイミングにはいいと思います。


私は今回実家に帰れたことで、また一歩前に進めた気がしています。

ツライ気持ちはずっとは続きません。


あなたには、前を向いて歩める未来があります。

だから、今は思いっきり泣いて悲しい感情を表に出して。


いつかまた、いつの間にか笑って過ごせる毎日がやって来ます。

応援しています。

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