吐き出したい

旦那に『時々顔を出す意味の分からないポジティブ』と言われた私

40代はブイブイらしいし、どの占いや霊視でも抜群な個性…らしい
(そういうお友達が多く、聞くのも好き。プラスに教えていただき、まるっと信じて突き進みたい)

だけど

根っこは超ネクラ
学生の頃は友達あまりできないし
出来ても変わった子で、結局二人でクラスから省かれるなんてよくある(あの子といるからもう口聞かないね、って言われたことある？ビビるわ)
女の子より男の子が気が楽だったなー

結婚してもそれは変わらなかった
もの心ついてから漠然と死にたいともやもやしていた気持ちは家事や子育てで誤魔化せたし、子供が生まれてくれて一人じゃない、頑張らなきゃと思えた

だけど当時のパートナーはあまり人を褒めるタイプではなく、足りない事があると自分でこなしてしまう人だった。彼の友達が来ても、『嫁は食材上手く使えないから』と自分で作りホストしていた

もしかしたら彼なりのフォローだったのかもしれない

だけど私はどんどん自信を無くし
自分を嫌いになってしまった

飲食店を始めた時も食事は出来るだけ提供したくはなかった。怖かったから
それが覆されたのは今のパートナーと出会ってからだった。

高校に入るまで体重が100キロだった彼は今も食事が大好き
一回の食事で1.5合は食すので、コメ農家の私の父は彼の食事をみるといつも
「よくそんなに食べられるな」とあきれている

何を食べても「美味しい、これ最高」とモクモク食べるので、作る怖さが徐々に薄れていった。

それともう一つのきっかけは自営業の時のバイトちゃんたち。
私の苦手を補ってくれた。
もちろん彼女たちも嫁入り前のお嬢さん達なので本当は得意ではなかったのだろうと思う。それでもレシピを検索して、作りやすい方法を検証して自分たちで創作していってくれた。

なによりもその姿に救われた。
それは食べ物を作ることが怖いということだけでなく、できないことを他者に助けてもらうという一見不出来なようなことだが、自分のできないところがあっても大丈夫なんだという安心感を得られたのだ。

これは今でもとても私の根っこに柔らかな光を注いでくれている。宝だ。

あれ？結局ポジティブなのかな？