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繋がり拡がっていく世界

先日、横浜の大倉山記念館で開かれているひと色展の初日おつかれさまライブで歌わせていただきました。

イシノアサミさんはとても素敵な水彩のイラストを描いていらして、
私はhirobotさんの『気がつけば今日も雨』のMVで知ったのですが、

このMVのイラストもすごく素敵なんだけど、
ひと色の子たちはそれぞれ一色で描かれているとは思えないくらい表情豊かで
あたたかくてかわいらしくて。
たくさんの方がいろんな形でイラストとコラボしているのも素敵で、
やさしくあたたかい陽だまりのようなスペースでした。
色の子たちが安心してのびのび飛び回っているような気がする、そんな空間。

私がすごく惹かれたのは、この子。

写真で見てもかわいいのだけど、
原画は色の濃淡や紙の質感と筆遣いも伝わって、
絵の子がささやきかけてくれるような気がしました。
何でもネットで見たり聴いたりできちゃう時代だけど、
やっぱり生で見たり聴いたりするのは、特別なもの。

そんなひと色展の、初日おつかれさまライブでhirobotさんが演奏する時に春巻の歌をやるというので「一緒に歌いましょう」と声をかけていただいて、
先月のオープンマイクに続いて人生で約2度目くらいの人前で歌う機会をいただきまして。

春巻の歌というのは、以前にnoteに書いた

これに、hirobotさんが曲をつけてくださって。

ついに初めてhirobotさんとリアルでこの曲をあわせました!
今まではhirobotさんの音源に私が声をのせる形で練習したり録音したりしていたから、ちょっと感動。
しかも、MVのイラストを描いてくださったカネヤヒロコさんにもお会いできて。
他にもいろいろ歌わせてもらって、
他の方ともアドリブでコラボさせてもらったりもして、
たくさんの貴重な経験をさせていただきました。
楽しくて嬉しくて、つい舞いあがって歌詞とかいろいろ間違えちゃったりしましたが(苦笑)

一緒に演らせてくださった皆さま、
聴いてくださった皆さま、
本当にありがとうございました。

あの夜たまたま息子に作った夕飯の春巻の写真につけた言葉が、
歌になってたくさんの人との出会いや新しい経験を引き寄せてくれた。
あれがなかったら、
大学の時に当時の彼氏にバカにされて筆を折り書き溜めたノートもすべて捨ててしまった詩をもう一度書き始めることも、
弾き語りをしたいという夢を思い出してウクレレを始めることも、
このnoteを始めることも、
きっとなかった。

本当に、縁って不思議なものです。

次々と現れる新しい扉を必死で開き進んでいたら、今まで見たことも想像もしたことのなかった景色が広がっていて。
繋がり拡がっていく新しい世界。
どこまで行けるかわからないけれど、頑張って前に進んでみよう。

あまりに楽しかったので、その勢いで約2週間後のオープンマイクを息子と申込み(笑)
また頑張って練習しよーっと。

大倉山記念館から帰る坂道の夜景は、きらきらであたたかかった。

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