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「ペンギンの憂鬱」ただ今読書中

今、私は「ペンギンの憂鬱」という本を読んでいます。
この作品は、ウクライナ在住ロシア語作家による長編小説で、舞台は1990年代のウクライナです。主人公はペンギンと暮らす売れない作家。小説を新聞社に売り込んだら、まだ生きている大物政治家の追悼記事をあらかじめ書いておく仕事を頼まれました。追悼記事をいくつか書いているうちに、やがて追悼記事を書いた政治家が亡くなりー

続きをベールに包んでいるのではなく、約300ページのうちまだ50ページしか読んでいないので先を語ることはできません。家の中をぺたぺたと歩くペンギンの足音が、作家とペンギンの静かで穏やかな暮らしが想像されますが、本の帯の解説によればこのあと不穏な空気が漂うようです。続きが楽しみです。

実は、この作品は毎週聴いている本を紹介するラジオ番組の次回放送で取り上げられる予定です。それで、私は放送に先がけて予習しています。

そのラジオ番組は、「Panasonic Melodious Library(パナソニック・メロディアス・ライブラリー)」
Tokyo FM をキーステーションに毎週日曜の10:00~10:30に全国で放送されています。

この番組では、作家の小川洋子さんが、フリーアナウンサーの藤丸由華さんと一緒に文学作品を毎週1作ずつ紹介してくれます。小川さんの作家ならではの鋭い解説と、藤丸さんの純粋な読者目線での感想が作品をより魅力的に伝えてくれて、読書欲が刺激されます。

私が住んでいる愛知県では、FM AICHIで聴くことができます。私は、ラジオアプリradikoで放送後1週間以内に利用できる聴き逃し配信(タイムフリー機能)で聴くことが多いです。

本好きの方にも、これから本を楽しんでみたい方にもおすすめの番組です。

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