つわりの思い出 たまごサンドが食べたい!
いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。
たまごサンド。どんなものを思い浮かべますか?
たまごサンドといえば、潰したゆで卵にマヨネーズを和えたものが挟まれている、あれです。誰が何と言おうとも。
十年ひと昔というならば、他愛もない昔話になってしまいますが、よかったらちょっと聞いていただけないでしょうか。
私が初めて妊娠したときの”つわり”の話を。
たまごサンドがどうしても食べたかった妊婦の話を。
つわりというのは妊娠初期によくある症状で、吐き気や食欲不振などの不調のことです。
その症状は人それぞれです。
例えば、匂いに敏感になって、炊飯器を開けたときのふわ〜っと広がるご飯の香りが気持ち悪くて食欲が湧かない。辛いだろうな、と思います。
私はご飯の匂いは平気でしたよ。別にご飯なんか全然食べたくなかったですけど。
私は、とにかくコンビニのたまごサンドとナポリタンスパゲティが食べたかった。それしか嫌でした。
ある日、夫が、コンビニへたまごサンドとナポリタンを買いに行きました。ナポリタンはありましたが、たまごサンドが見当たらない。よくよく探したら、薄焼き卵とトマトとレタスが挟まれたサンドイッチを見つけた。注文とはちょっと違うけど、これでもいいだろう。体に良さそうだし。
「なにこれ?『潰したゆで卵にマヨネーズを和えたの』って説明したよね?!全然違うじゃん!!こんなの全然食べたくないんだよぉ!!」
「ごめん、なかったから似てるの探したんだけど。卵入ってるよ。」
「ありえない!!卵が焼かれてるじゃん!!マヨネーズでぐちゃぐちゃになってない!!」
「野菜入ってるし、体にいいんじゃない?」
以下省略。
冷静な夫を見てますます腹が立つ妻。引っ込みがつかない妻。そもそもお腹がすいている妻。
この後どうなったかは、ご想像にお任せします。
妊娠中の悪態は、ホルモンの仕業ということにしておきます。
それでは、また。
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