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何か成し遂げないと自分には価値がないという思い込み

本当はそこにいるだけでいいのに

生きているだけでいいのに

そしてそこから湧き上がる思いやパッションを少しずつ形にしていけばいいだけなのに

『何も成し遂げていない自分には価値がない』

という思い込みが自分を苦しめていたんだなと最近気づいた。


一体全体、何が起きていたんだろう?と自分のことを振り返ってみると

幼少期から気づいたときには家庭内の雰囲気があまり良くなくて、

幼い自分が発した言葉で

さらに雰囲気が悪くなったことがあって

「これはマズイ」

と幼いなりに危機感を覚え

自分が安全でいられるように画策していた。

そして小学校にあがり、自分が勉強や運動を頑張ったら喜んでくれた母親や父親をもっと喜ばせたくて

「優秀でいなきゃいけない」

「人より何か秀でてないと自分には価値がない」

とどこかで強く思っていた。

それが今の自分の社会的な立場を引き上げてくれたのに大きな役割を果たしてくれたのだけど

どこかで自分に自信がない

そりゃそうだ、精一杯頑張ってきたんだもの。

普段の自分以上に大きく見せないといけないと

頑張ってきたんだもの。

疲れるし、等身大の自分ではないような気になるよね。。。

よく頑張った!私!

父が亡くなり、両親ともいなくなって

私が一生懸命やってるところを見せる人がいなくなって

仕事に対してのモチベーションが下がったのも

一生懸命やってるところを親に見せたかったんだよね。

じゃないと自分を保てなかった。。。というか、それが目的になってた部分もあったのかもね。それだけじゃないけど。

もう、自分の心のままに動いていいんだよ。

幼い頃から、頑張ってきたんだもの。

もう、大丈夫だよ。

もう、安心していいよ。

自分のために、自分の人生を生きようね。

幼い私を、大人の私が優しく抱きしめる。

トントンと背中を優しくたたく。

もう、大丈夫。

あなたはそこにいるだけで、いいんだよ。

ありがとう、本当にありがとう。



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