言いたいことを原稿用紙1枚にまとめる練習その1。長野県上田での滞在記録

Instgramの投稿方法を変えた。添える文章は400字までにする。原稿用紙1枚にまとめる中で、強調したい部分と捨てたほうがいい部分とがわかり、文章がはっきりする。

SNSはそれぞれに特色がありInstagramはビジュアルイメージの共有空間。文章を添えるなら、脳への負荷の少ない400字迄が妥当なのかな。

https://www.instagram.com/p/CZOzAH5vP6U/

いかに、最初の400字と、書き直していった400字を転載する。どんどんと焦点がしぼられ、文章として良くなっていったように思える。どうでしょうか。

最初の400字

長野県は上田に足を運んだ。
2日かかるはずの仕事が初日で終わった

犀の角という劇場もある宿で2泊分を予約していた。どうしようか、と2日目は仕事でも、観光でもなく、調べ物をしてみた。正月に知人にもらった水色の小さなノート。60ページ中、47ページまで書き込んでしまった。

なんとなくもう1泊伸ばすことにした。
お世話になったのは、Hostel mog。

年の比較的近いオーナーが言うように、いい意味でバグっている宿だった。Google Mapにまた一つハートのピンが増える。上田でまたひとつお気に入りのだから、というより、お気に入りの場所が、たまたま上田で見つかった。

それにしても、長野県はでかい。上田以外にも、見所がいっぱいある。井沢、南牧村。それ以外にも、たくさんあるんだろうな。見所。見所。見所と。各地に歴史、伝統、文化、偉人、奇人。巨大な本棚を目の前にしているような気分になる。

2回目の400字

長野県は上田に足を運んだ。2日かかるはずの仕事が初日で終わった。仕事が早く終わっても、困り後というのはある。というのも、犀の角という劇場のついた宿で、2泊分をすでに予約していた。どうしようか。2日目は、仕事でも、観光でもなく、調べ物をしてみた。調べたことを正月に頂いた水色の小さなノートに書き写していく。60ページ中、47ページ目まで書き込んでしまった。

もう少し上田にいてみたいと思い、Hostel mogでもう1泊を決めた。いい意味でバグっている宿だった。Google Mapにまた一つハートのピンが増える。

それにしても、長野県はでかい。見所がいっぱいある。軽井沢、南牧村、上高地、小布施町、松本、長野市、別所温泉、白馬村、野沢、諏訪湖、信濃町、東御、安曇野、木曽、佐久平。見所。見所。見所と。さらに各地に歴史、伝統、文化。偉人、奇人もいらっしゃる。まるで、巨大な本棚を目の前にしているようだ。

最後の400字

長野県上田での仕事が初日で終わった。当初は2日かかる想定だったので、すでに2泊分の宿をとっていた。犀の角という劇場のついたお宿で、去年末に泊まり気に入っていた場所だ。

2日目をどうしようか。結局、仕事でも観光でもなく、調べ物にあてることにした。正月に貰った水色のノートに、調べたことや考えたことを書き込んでいく。その日のうちに47ページ目まで到達した。

3日目、観光をしながら、もう1日欲しいと思った。昨日の調べ学習でずいぶん情報が増えたからだ。午前にチェックアウトをした宿で1泊するのはなんだか気が引けて、新しい宿にいくことにした。

Hostel mog、いい意味でバグっている宿だった。併設されたBarではオーナーの好みで焼酎が取り揃えられていた。居心地がよく1杯のつもりが4杯になり、東京に帰ってからは最寄りのスーパーで焼酎を買った。Google Mapにハートのピンがまた一つ増えた。

かなり読みやすく、なにを言いたいのかわかるようになったと思います。最初はただの散文で、それこそメモだったものが、最後の文章では、結論までそれなりに1直線に感じられます（どうだろうか。）