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1円奨学金[6]お金の流れをあなたのエゴで勝手に堰き止めるな

この投稿を見ている方に小声で語りかけます。1円奨学金の応募ロンドンが23:55になるまでは応募可能にしました。標準時子午線、つまりは世界基準です。時間が足りなかった!という人は、必死に上書きして本気のノリを見せてください。現在、応募倍率は4倍を超えており、僕の厳正なる独断と偏見で6名を選考します。

1円奨学金の応募要項や、応募フォームはぼくのタイムラインを遡って見つけてください。本奨学金は、ぼくが応募したかった奨学金をぼくがデザインしました。なので、ルールは僕の独断によって書き換えます。応募者の時に、あともうちょっと時間があれば!と何度思ったことか、いつもギリギリで提出して、提出してすぐに、ミスを発見したり。なので、最後の最後まで足掻いてください。


また、人々とやり取りする中で感じたこと。それは多くの人が「お金のやり取り」をすることに罪悪感を感じている。気持ちよく受け取ればいいのに。だって、俺が勝手に配りたくて配るのに。返せなんて言わないし、しかも1円だよ?お金って、自分が使っているように見えて、結局はただ循環しているだけなんだから、自分のところに流れてくる水を、滞らさずに、川の流れのように動かせばいいのに。

例えばあなたが靴を買えば、そのお金は販売者に、靴職人に届き、税金は(本来なら)社会保証に回される。そしたら、販売者の人が今度はレストランでお金を使い、靴職人は子供にランドセルを買うことができる。だから、お金をもらうことを拒否する人は、使うことを渋る人は、他の人にまわるお金を、その川の水をせき止めていることになる。世界恐慌を思い出して欲しい。皆が、金を使わずに溜め込んだから、どんどん、どんどん、世界の貧困化と経済情勢は悪化した。

でも、とある村では、マイナス金利の地域通貨を実施した(『エンデの遺言』という本を読んでみてください)。そしたら、みな、溜め込んでいてはお金が減るからどんどんどんどんお金を使った。そしたら、その地域だけ、ちゃんとお金がまわるようになり豊かになった。これは実話です。そして、政府当局にやっかまれて、その地域通貨は廃止になりました。ドイツはバカです。

だから、ぼくがあなたにお金をあげるんじゃなくて、単純に、お金の流れを、あなたにむけて、新しく支流をつくるんです。川の流れを増やすんです。あなたのお金は、あなただけのお金じゃない。じゃんじゃんお金を使えば、そのお金が何倍にも富を産むんです。みんなが、好きな靴を買って、好きなレストランで食事をして、気前よくチップを支払って、子供の教育にお金を使って、未来を作る。

それを、あなたの「お金の罪悪感」が、その未来をせき止めている。だから、お金をもらうことに罪悪感なんて一切いらない。もちろん、バカのところにお金は回したくない。でも、気持ちよく、支払いたいところにみなが金を回せば、そのお金は気持ちよく回る。なら、溜め込まずに、自分のためではなく、未来のために、どんどんお金を使おうよ。そう思う。


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