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🌷パリに来ました!

こんにちは。
数日前からパリに来ています。

Flixバスという日本でいう夜行バスを使い、最寄りのユトレヒト駅からパリに来ました。

道のりは約6〜7時間!(深夜1時に出発し、朝8時頃に到着しました。)
約5年ほど前、日本で就活中に夜行バスを使い、四国から大阪や東京によく行っていたため、まぁ行けるだろう、くらいの心持ちでした。

確かに大丈夫でした。
だけど、座席が日本のいわゆる"夜行バス用座席"みたいに頭までホールドしてくれるようなものではなく、どちらかというと通常の団体用バスのような簡易な作りでした。
また、バス内の通路が激セマで、人がたくさん乗っていると割と密集感を感じる仕様でした。

今回は、初めてのヨーロッパでの夜行バスだったため、念のため2席分予約しており、車内で寝ることもできました。

片道7,000円くらい。具体的な内訳を忘れてしまったのですが、3,500円×2席ではなく、1席予約すると追加料金ありで隣の席も予約できるような仕組みだったと思います。

(ちなみにこの日は満席。私としては、夜行バスとして使うのであれば、2席予約してないと結構しんどそう、、、という印象でした。)

私は約6年前、アイルランドに半年ほど留学していました。留学先の語学学校で出会ったフランス人の友達が、今回私のためにパリ観光を計画してくれたおかげで、朝から晩までパリを楽しみ尽くすことができました。(具体的な観光の内容はまた別のnoteで書こうと思います。)

〜🚌〜

今ちょうどパリでの3日間を終え、バスで次の目的地ブリュッセルに向かっているところなのですが、自分のために書き留めておきたいことがあったので書こうと思います。

一般的にフランス人のステレオタイプとして、「プライドが高い」とか「意地悪」とかよく言われると思います。
(もちろん、ただのステレオタイプなので必ずしもそうは思っていませんが。)

私と友達のフランス人の子は、約6年前にアイルランドで出会いましたが、その子の留学期間が短期だったため、1ヶ月しか一緒に過ごしていません。

私の中でその子は、フランス人のイメージを一掃する存在でした。なぜなら、こんなに友達思いな人を見たことがなかったからです。

今回の観光中、いつもいつも「今からここに行こうと思うけど、大丈夫?」「ごめんね、電車の中、人が少し多いかも。大丈夫?」と欠かさず確認してくれていました。

(私が自分の抱えるメンタルトラブルについて、旅行前にその子に打ち明けていたのも一つの理由かもしれません。)

一方で私は日本にいる時、自分の人間関係をどこか冷めた目で見ていました。
と言っても、ほとんどは信頼できる友達だと思っているし、そのうち一部の友達には何でも相談できると思います。
でも時々、気を遣ったり、相手のことを一番に考えることにエネルギーを注ぐのが、しんどくなったり、めんどくさくなったり。

特に前職では、部署間で仕事の押し付け合い。
こちらは仕事が終わらず泣きそうなのに、定時で帰れる部署の人たちは一貫して定時退社。他で起こってることは自分には関係ないから、とにかく自分を巻き込むなと言わんばかりに。

一部、自分の人間関係をあまり好きになれませんでした。(笑)

今回の旅で、フランス人の友達を見ていて、本当の意味で「相手を思う」というのはこのことだと学ぶことができました。

正直、彼女は決して器用な方ではありません。
ナビがあっても道に迷いがちだし、外出前に焦ってよく物を探しているし、同じ場所の戸締りを何度も確認したりと、私と同じく相当な心配性です。また、英語でのやり取りもgoogle翻訳が必要だったり。

そんな彼女が、私の行きたいところや食べたい物を、私の体調を考慮しつつ、文字通り"完璧な3日間のプラン"を立てるのに、どれだけ時間がかかったかを想像すると嬉しさで泣きそうになります。

彼女のおかげで、全くメンタルトラブルの心配なく、3泊4日、好きな物を食べたいだけ食べ、行きたいところ全てに行くことができました。

そして何よりも、"インスタ映えするパリの景色"だけでなく、その背景までを含めてパリを知り、パリを好きになって欲しいという彼女の思いがとても強く、観光地に行く都度、google翻訳で必死に翻訳しながら説明してくれました。

私は自分自身の特性として誇れるところがあまりありません。でも、このフランス人の友達をはじめ、オランダで出会った人たち、みんな本当に良い人ばかりで、人に恵まれていることが自分の一番の誇りだと思っています。

これからは少なくとも、そう思える人たちには、自分の全力を注いで感謝を伝えていきたいと思います。💓

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