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【8周年+∞】スマホゲーム「消滅都市」に関する気になったツイート集
2016年~2019年頃にかけて積極的に運用されていた消滅都市ライブイベントの公式Twitterアカウントをご存知でしょうか?
「消滅都市 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1」の開催が決定しました♪
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) October 5, 2018
今後こちらのアカウントで随時情報発信していきますので、よろしくお願いします(あ
■このTwitterアカウントは何?
2016年12月28日から30日までの3日間に開催されたライブイベント「消滅都市 FUTURE CONCERT」の告知アカウントとして開設され、その後に2018年11月25日開催 「消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1」の公式アカウントとしてリニューアルされました。
消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1の告知アカウント以降、度々スタッフ様のプライベートや消滅都市に纏わる話しも飛び交い、Twitterを通じて消滅都市ファンと交流する場面もありました。
その後、このアカウントで呟いていた中の人のTwitterアカウントが開設されています。当時の状況を知らない方も「どなたが(誰が)」呟いていたのか一目瞭然だと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
▼この記事について
当時公式アカウントで呟かれていた内容から、
・下田さんのおすすめ&影響を受けたと紹介されていた本
・消滅都市の裏話&小ネタ
・ファンとの交流のなかで挙げられていたワード
など
個人的にあとで調べておきたい&
読んでみたい本を引用させていただきます。
消滅都市を生み出したクリエーター様が普段読んでいる本や聴いている楽曲を知ることで、消滅都市(作品)の根底に込められたテーマや想い&影響を受けたモノが分かるかもしれません。
※すべて個人の感想です
▼下田さんが影響を受けた&おすすめされていた本
■クォンタム・ファミリーズ
著者:東 浩紀
出版:河出書房新社 (2013/2/5)
流れで本を紹介するぞー。並行世界といえば、東浩紀さんの「クォンタム・ファミリーズ」はかなりおすすめです。消滅都市で量子力学と並行世界を関連づけてるのは、もろにこの本の影響です。(下田 pic.twitter.com/rsiBJCv8Xh
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 4, 2018
■Xのアーチ
著者:Steve Erickson 翻訳:柴田 元幸
出版:集英社 (1996/12/13)
あと影響を受けたという点で外せないのが、スティーブ・エリクソンの「Xのアーチ」です。時空を超える話なのですが、とても並行世界的に描かれている。筆の力さえあれば何でも語れるんだと、勇気を与えてくれる作品です。(下田 pic.twitter.com/X8pSLjHBlo
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 4, 2018
■真夜中に海がやってきた
著者:Steve Erickson 翻訳:越川 芳明
出版:筑摩書房 (2001/4/1)
同じ作家さんですが「真夜中に海がやってきた」もおすすめです。終末のイメージが素敵。アポカリプスのカレンダーはここから引用させていただきました。(下田 pic.twitter.com/pmhvIeD6t8
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 4, 2018
■わたしを離さないで
著者:カズオ・イシグロ 翻訳:土屋政雄
出版:早川書房 (2008/8/22)
■終わりの街の終わり
著者:ケヴィン ブロックマイヤー 翻訳:金子 ゆき子
出版:武田ランダムハウスジャパン (2008/4/24)
いま本棚を見ていて思ったのですが、いろんなものの影響を直接的に受けていて恥ずかしい…! もっと根っこから物語を生み出せるようにならないとなーと思います。(下田 pic.twitter.com/Kg5GMab8Bq
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 4, 2018
↑この2冊はわたしも気になって購入しました。
1度目の消滅の世界観は、この2冊の影響を強く受けた印象があります。
特にカズオ・イシグロ氏著書「わたしを離さないで」は、サイドストーリー「守れなかった約束」の孤児院の子供たちを思い出しました。
■未必のマクベス 著者:早瀬耕 出版:早川書房 (2014/9/10)
ふらっと寄った本屋でなんとなく買った「未必のマクベス」という本がすごく面白かったです。久しぶりに小説を読んでいてテンション上がりました。おすすめ(下田 pic.twitter.com/7kI2LgZuLp
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) October 30, 2018
■グリフォンズ・ガーデン
著者:早瀬耕
出版:早川書房 (2018/4/18)
■プラネタリウムの外側
著者:早瀬耕
出版:早川書房 (2018/3/20)
もうちょっとはやく仕事はじめれば良かったのだけれど、昼間は本を読んでしまいました。グリフォンズ・ガーデンと、プラネタリウムの外側。作家の初期衝動って感じで良かったなー。ひとつの並行世界の形(下田 pic.twitter.com/6mbgBt1mBy
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 4, 2018
▼消滅都市の裏話・小ネタ
■櫻井さんの一言がなければソウマの名前は無かったかもしれない
ライブについて考えていると、ソウマが好きだと改めて思います。あのとき櫻井に「さすがにこの子くらいは名前つけてくださいよ!」と叱られ、名前をつけてよかった。固有名詞好きじゃないから、すぐ「研究者」みたいにしちゃう自分ですが、チームに生かされているなと思うエピソードのひとつです(下田
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 1, 2018
■記憶と忘却
アナデン加藤さんと飲んで、どこまで受け手の想像力を信じるかというのが大切なポイントなんだと、再認識した夜でした。理解する=整理される=忘れてしまう。忘れられるものを作るために人生を費やしてるわけじゃない。(下田
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 2, 2018
■心理描写
自分の心が揺れたとき、それを悟られないようにするのが大人で、相手の心を揺らしてしまうのが子どもなのかもしれない。そして大人が子どもになってしまう一瞬こそが、描くべき瞬間なのかもしれないなと思う。(下田
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 3, 2018
■フォースの力
子どもの頃、スターウォーズの「フォース」がわからなかった。人物の感情にフォーカスしたシンプルな物語なのに、わからない部分が残り、わからないから考えるし、考えるから忘れない。そしてフォースを考えるとき、人は善悪を、そして親子を考える。スターウォーズみたいになりたい。(下田
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 10, 2018
■The Eraser
…私はひとを呼ぶ/すると世界がふり向く/そして私がいなくなる
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 12, 2018
トムヨークのThe Eraserを聴くと、谷川俊太郎の詩を思い出します。離れた場所、離れた時間軸で、同じひとつの感覚に気づくという奇跡。
世界はひとつだし、だから繋がる可能性がある、そう信じて生きています。大きくなあれ。(下田
■大事な機能
(大事な機能なので。。) https://t.co/VfLPZVap6e
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 25, 2018
消滅都市の起動画面は、プレイ中の章または選択している章ごとに変わります。それぞれのタイトル画面には、その瞬間に体験した感情、想いや記憶も同時に蘇ってくる気がします。
■女の子が主人公であること&テーマ
3年間閉じ込められていた女の子が主人公であることは、テーマを決めた時点で覆しようのない事実でした。そんな子が、たとえ素敵な男性が助けに来てくれたとはいえ、前を向くことができるのだろうか。そう悩んでいたときに出会ったのが、加藤さんでした。(下田
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 25, 2018
でもね。自分が物語を通じて、傲慢かもだけど「救いたい」と思ってる人って、どういう人だったっけなと考えると、どうしても目を背けるわけにはいかなかった。(下田
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 25, 2018
■物語は現実の練習
物語って、現実の練習なんだと思います。そうでない物語なんて、存在する意味はないと思っています。
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 25, 2018
■肉体に内包する意志の力(行為)
声を出すという行為、声帯という肉体を震わせる行為によって、ちょっとしたその行為によって、誰かを救えたかもしれない瞬間って、たくさんあるでしょう?(下田
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 25, 2018
ニーチェの「権力への意志(力への意志)」で近い内容を読んだことがあります。【健全な精神は健全な肉体に宿る】と言った古代ローマの詩人のように、自分も肉体を道具のように鍛え上げて、精神性もスクスク成長させたいです。
■アニメ版消滅都市のED曲
唐突に映画の話をします。
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) December 25, 2018
岩井俊二さんの「スワロウテイル」が昔からすごく好きで、あの映画からすごくたくさんのことを学ばせて頂きました。
まだ幼かった自分は、社会の複雑さ、愛の複雑さみたいなものを、あの映画からたくさん学んだ気がしています。(下田
▼ニムロッド
著者:上田 岳弘
出版:講談社 (2021/2/16)
うれしい! 流れで最近芥川賞を取ったニムロッドをオススメします。趣味に合わなかったらすいません。。
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) February 12, 2019
このリプライ先が消えていますが、当時のわたしのTwitterアカウント(ちゃむめら@charm88781)に反応してくださったものでした。
内容は「下田さんに影響されて私も同じ本を購入しました!」だったと思います。
おすすめされたニムロッドを読み終えたのは、この返信をいただいた2年後でしたが、後に同じ著者の「太陽・惑星」も気になって読みました。
(なぜ、本のタイトルが太陽・恒星でなく太陽・惑星なのか、心のなかで微笑みました)
■だけど、生きていく
今は決して生きやすい世の中ではなくて、それはこの物語の登場人物だけでなく、僕らもまた同じなんだと思います。それでも人生という物語は、常に目の前にあって、続いていく。そのことが尊いんだと、信じつづけています。
— 消滅都市 LIVE EXPERIENCE vol.1 (@shoumetsu_LIVE) November 25, 2018
この言葉に、消滅都市の作品テーマ「だけど、生きていく」が込められているように思いました。
わたしはちっぽけな存在ですから、大きな発信力や影響力もありませんが、これからも消滅都市で体験した出来事や想いを活力に、好きなコンテンツの発信&自己表現と創作活動をコツコツ続けていきます。
\消滅都市リリース8周年おめでとうございます/
![](https://assets.st-note.com/img/1653556882542-W3BfMsuXd3.png?width=800)
2022/05/26
2023/05/22更新
消滅都市サービス9周年ということで
周年記念のファンビデオをこさえました。
5/26(金)20時〜YouTubeにてご視聴いたたけます!
【消滅都市】祝サービス9周年!登場人物の誕生日一覧&黄道十二星座占い(太陽星座)【Vtuber】
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