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いつどこで繋がるかわからない


世間では新しい年度がスタートしましたが、
私はいつも通り、
出産報告を受けたら撮影に行く、
この繰り返しをしています。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ただ、その【いつも通り】が出来るのも
誰かの、何かのおかげさまなので、
日々、感謝して過ごせるように、
有り難い出来事の文章を書こうと思います。



フリーランスフォトグラファー生活も
6年目になりました。
私は元々銀行という全く違う畑で働いていたので、
フォトグラファーとしてのお客様は1人も居ませんでした。

銀行でも営業をやっていましたが、
個人的に繋がれるわけではないので、
自分のお客様と言える方は誰1人居ませんでした。

そんな私でもフリーランス生活、仕事に困ったな、ということは今まで本当になく、いただいたたくさんのご縁に心から感謝しなくては、と思っています。


必要な人には必ず届く


2020年1月に地元静岡県のFMラジオ番組に
フォトグラファーとして出演させていただきました。  

静岡では知らない人いないDJズミさん


それ自体も銀行時代からのご縁で
出演しませんか?と声をかけていただいたのですが、
フォトグラファーとしての活動を評価していただいたと思うととても嬉しかったです。

地元静岡県では有名なラジオ番組で、
その番組のコーナーに出演するとお知らせすると
いろんな人がコメントをくれ、反響は大きかったです。

とはいえ、私の仕事の対象になる方はとても限定的なので、
人気のコーナーに出演したからといって
すぐにお客様が増える、売上があがる、ということはありませんでした。


ただ、ラジオを聴いて以前撮影したお客様が連絡をくださったり、ラジオ出演で信用度が上がったのか、撮影を迷っていた方が、予約を決めてくれたり、嬉しいことはいくつかありました。



そこからすぐにコロナ禍となってしまい、
思うように活動は出来ませんでした。


数ヶ月前から予約してくださっていた方からも
撮影諦めます、の連絡がたくさん届きました。

それまでメールやLINEの通知があれば
問い合わせや予約、というポジティブな内容が、
同じ通知でも、中身はネガティブなものに様変わりしました。

ごめんなさい。と言って連絡をくれるお客様。
でも、誰も悪くない。何もできない悔しさ。
ただただ、元気な赤ちゃんが産まれますように。
願うことは、それだけで、ご縁があれば、また会える。必要な人にはいつか届く。

そう信じることにしました。


そして2年余りの時が過ぎ、去年のゴールデンウィーク明け。
撮影に行ったお宅で
【何で私の撮影を知ったんですか?】の問いかけに
【まりこさん、ラジオ出てましたよね?】の言葉。

え?2年半前の?と返すと、
そうです!
その時はまだ結婚もしてなかったんですけど、
絶対撮って欲しいと思って、ずっとアカウントフォローして写真見てたんです!

と。


すごくすごく嬉しかったです。
そんなことあるのか。と思いました。

私の仕事はメディアに出たからといってすぐに依頼に繋がるものではなく、本当に地道な努力が必要です。

でも、続けることで、必要な人には届くんだと思った出来事でした。


他にも同じような経験はたくさんあって、
妊娠する前からずっと撮ってもらいたくて
今撮影してもらっているのが夢のようです。

と言われたり、

不妊治療すごく辛かったけど、
撮影してもらうのを目標に頑張れました。

と自分の辛かった日々の支えになっていたことを伝えてくれたこともありました。


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ正直、自分自身も辛いなあ、と思うこと、
たくさんあります。
それでも、頑張れるのは
自分を必要としてくれる存在がいるからだと思います。



ご縁がある人には、必ず会えます。
必要な人に届くように、地道に頑張ります。


ラジオをきっかけに繋がったお客様の写真

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