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TRANS・YZEO まめ知識 その8 地図とGPS

今年のTRANS・YZEOエゾも、来週8月6日には宗谷岬をスタートします。


呼びかけ人からのメール

呼びかけ人から、最終確認のメールが来ました。参加の最終確認と旅費の内訳等の連絡です。旅費とは、TRANS・YZEOは宿に泊まりながら進んでいくので、宿代がかかります。エントリー代とは別に必要になります。

そのメールの中に、
『ちょっと話がそれてしまいましたが・・・
GPS等は基本使わないでジャーニーランして戴きたいのが本心です。

ただ、自分の足跡を記録として残したいと言う方の気持ちはとても解りますので、利用する時も是非リックにしまい込んでしまってジャーニーランして欲しいです。

くれぐれもGPSを頼りに走る。コースマップをリュックにしまって走る。
他人を頼りにして、くっつき虫等、自身で地図読みのしないで走る。等は、ジャーニーランの本質から外れてしまいますので辞めて戴きたい心から思っております。』

とありました。以前は何を使っても良い、何を使うかは本人の工夫となっていたと私は記憶しているのですが……。

ただ、こんなことを書くには何かあったのだと思います。さらに続きます。

『尚、地図をちゃんと見ながら走っても、なお間違えてしまって、どうしようも無い時に、安全面を鑑みスマホやGPSに手助けして貰う。
程度の気持ちでジャーニーランして戴きたいと私は心から願っています。』

地図とGPSと楽しさ

TRANS・YZEOの中での、地図とGPSについて、私はこう考えています。ここでいうGPSは、スマホでの自分の位置が分かる地図のことです。

・地図を見ながら走ります
 それは、地図に走るルートが書かれているからです。その地図は前日夜のミーティングで配られます。ですから事前に試走することなど、できません。

・GPSだけでは走れません
 GPSを使うと地図上の自分の位置を示すことができます。しかしGPSの地図上には、TRANS・YZEOの走るルートは表示されません。GPSでは走るルートは分からないのです。

・自分で道を探して走るのが楽しい
 私はTRANS・YZEOの一番の楽しさは、自分で道を探して走ることと思っています。誰もいない広大な場所を、1人で地図を頼りに走ることは、緊張しますし、とてもワクワクすることです。旅しているのです。人の後ろについて走ったら、この楽しさが無くなってしまいます。呼びかけ人も、このことを感じてほしいと思っているようです。

地図を基本にGPSを使う

私は配られた地図を見て、走っています。GPSを使うことは、
ほとんどありません。(使わないわけではありません。)地図を見ることで走るルートが分かりますし、チェックポイントも分かります。TRANS・YZEOの地図なら、読めるのです。山では、まだちょっと不安もあります。

TRANS・YZEOエゾの参加資格に『国土地理院発行・二万五千分の一地形図を読める者、又は読めるようになりたい者。』とあります。TRANS・YZEOは紙の地図を読みながら走るのが基本と思っています。ただ、読めるようになりたい者も参加できます。

TRANS・YZEOは、地図を読みながら進むのが基本のレースなんです。しかしアドベンチャーレースのようにGPSは禁止では無いのです。GPSを使うこともできます。

そこで私は、
1.地図を見て走ることを基本とする。
2.自分の位置が怪しいと思ったら、GPSを使う。
3.GPSと地図の両方を見て、自分の位置を地図上で確認し、これから進むルートを探す。
としています。

この走り方で思うことは、地図はできる限り最新版にして欲しいなと思います。北海道の道は、高速道路をバンバン作っていて、毎年のように変わっています。それが直ぐに反映されてほしいです。でも国土地理院の地図は、変わるまでに時間がかかるのですよね。しょうがないことなんですけど。そんなときはGPSの出番です。








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