見出し画像

MacBookPro をはじめて自分でカスタムしてみた。

-経緯 -

父の影響もあり、私はいわゆるmac信者だ。
大学入学のときに、はじめて自分のパソコンを買った。もちろんmacだ。
MacBookPro(mid 2012)、購入したときからすでに、少しだけ型落ちしていたので12万ほどで買えた。でも、当時の私にとってはとんでもない大きな買い物だった。

大学ではクリエイティブな活動も多いだろうとメモリもHDDもカスタムオーダーしていたので、在学中は全く不便なく使っていた。あえて言うなら、重量感が半端なくてリュックじゃないと重すぎたことくらいだ。

大学卒業後はiPhoneのバックアップくらいでしか使っていなかったのだが、最近また色々使うようになってきた。noteを書いているのもmacだし、ちょっとした動画の編集や写真の編集なんかもやっている。
そうなってくると、10年近く前のマシンだとかなりキツイ。動画なんかはデータ容量が大きいから、多分メモリが足りない。スペックを改めて確認すると、8GBしかなかった。HDDは購入時に容量こそカスタムで1TBにしていたものの、起動やらが遅いしブラウザを開きすぎるとよくフリーズする。時代はSSDじゃないと乗り越えられないみたいだ。

とはいえ、macを買い換えるとなるとなんだかんだで20万くらいかかりそうでちょっと手が出ない。かといって、Windowsはメーカーも種類も多すぎて必要最低限のスペックがあって、低価格なPCを選ぶのは大変だし、これまでmacに慣れ親しんできた身からすると、そっちに乗り換える気にはなれない。世間的にはWindowsのシェアが幅を利かせており、何かと便利だというのもわかってはいるのだが、抵抗感がある。こういうところがmac信者だなぁと思う。

あーだこーだと思案して、私の持っているモデルは自分でカスタムできるモデルだということが分かった。
ということで、10年経ってはじめて自分でカスタムしてみることにした。
まずはメモリを8GB → 16GB に増強しようと思う。HDDをSSDに交換もしたいのだが、一旦メモリだけで様子を見ることにする。

-メモリの交換-

2022年11月23日(祝日)満を持して、mac初解体。(解体はしていない。裏蓋を開けただけ。笑)でもこの裏蓋を開けるだけの作業でも大苦戦した。ネジが1本回らないのだ。どうにかこうにか固いネジも外し裏蓋全開。


ファンまわりの埃も取り払う。
今ついているメモリを外し、新しいメモリを取り付ける。特に難しいことはなかったが、精密機械を勝手にいじっているので、何か変なところをさわったり、傷つけたりしてmacがお亡くなりにならないかとヒヤヒヤしていた。先人のブログを読み漁り、手順を頭に入れ、一回一回手順を確認しながら行った。
2枚目のメモリを取り外すのに、少々てこづったが、なんとか無事取り換えることができた。裏蓋を元に戻し、macを起動する。メモリがきちんと認識されているか、ドキドキの瞬間だ。

無事、メモリ交換完了だ。
これで、多少アプリ動作のモッサリ感や動画編集のカクカクが改善されるはず…。



―結果は、まずまず。
ブラウザを開けるにも時間がかかっていたことを思うと、多少動きが軽くなったような気がする。使用メモリパーセンテージが下がり、余裕が生まれているような気がする。動画編集のカクつきも減り、だいぶ作業がしやすくなった。まだもう少し使えそうだ。

-HDDの交換 SSDへ-

2022年12月4日。macが起動しなくなった。大ピンチだ。
電源は入るのだが、ログイン画面より先に進めないのだ。
ログインすると、ぐるぐるが回りだして、しばらくしたら再起動。
そして、ログイン画面に戻る。の繰り返し。
Google大先生に頼って、セーフブート、リカバリー起動などなど試してみた。どうやら、HDDがひん死らしい。
「直ちにバックアップを取って、交換してください」と表示された。
と言われてもこの状態でバックアップは取れないので、仕方なくHDDの交換だけしてみた。

  1. HDDを外し、HDDケースに入れ外付けハード化する

  2. macには新しくSSDを入れる

  3. macの復旧が完了したら、外付けハード化したHDDをつなぎ、データが取り出せるか確認する

結果。
macは無事SSDにより復活。ただし中身はからっぽ。
丸1日以上の時間を費やして、osアップデートと諸々の設定を終える。文字通り、生まれ変わった。これまでmacにバックアップしていた、写真も音楽も動画も全て、前のHDDに取り残されたままだ。
まぁ、SSDにしたおかげか、動きはサクサクで快適なのだが。

問題はHDDの方だ。
外付けハード化したものの、認識しない。データが取り出せない。
思いつく限りの処置をしてみたが、うんともすんともいかない。あまりいじりすぎると、悪化するとも書いてあったので、これ以上は素人では無理だ。
となれば、プロに頼むしかない。
ひとまず、データが取り出せるのか、解析と復元を依頼することにした。

どうやら、HDDは本当にもうダメみたいだ。どうにか、中身の取り出しだけはしたいと願いし、新しいHDDにコピーを取ってもらった。大きな損傷もなく、データは無事取り出せた。外付けハードディスクのような形でそちらの写真データにもアクセスでき、10年分の思い出写真が消えることもなくひと安心である。

mac自体はSSDにより中身の生まれ変わったコイツを引き続き使い続けている。(2023年現在)
モーター?ファン?の音がかなりするし、本体がすぐ暑くなるし、バッテリーも弱弱ではあるが、動作的には快調である。
あともう少しはコイツに頑張ってもらって、imacにでも新調したいなあと思っている所である。


この記事が参加している募集

#熟成下書き

10,582件

私の話を読んで頂きありがとうござます☺️ サポート頂けると執筆の励みになります!