前澤ファンド_第一弾_求む_十人の起業家

【求む】十人の起業家!! & ヤフー社へ株を売却し、ZOZOの社長を辞任した本当の理由。(引用元・保存用)


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以下の記事の著作権者は、Yusaku Maezawa 前澤友作さんです。



【求む】十人の起業家!!



Yusaku Maezawa 前澤友作(著作権者)
2020/02/07 
前澤友作が【総額100億円】10億円を10人の起業家に投資する #前澤ファンド を設立。

前澤が出会いたいのは、夢ある事業プランやアイデアを持ち合わせた、挑戦意欲と社会貢献意欲の高い起業家です。

10億円規模(※1)の投資を実施し、一定以上(目安20%程度)の株式を保有させていただきながら、前澤自らが経営にも参画し、前澤の持つ知見・人脈・影響力・資金などを最大限活用し、あなたのビジネスの垂直立ち上げと成長加速をフルサポートします。もちろん必要なタイミングでの上場も狙っていきます。

いきなりあなたのビジネスが日本中・世界中で大きなニュースになるかもしれません。700万人を超えるフォロワーに瞬間的に一気に知ってもらうことができます。10億円あったら何にどう使いますか?あなたの想像と夢を思いきり拡げてください。前澤と共に一気にあなたのビジネスを拡大させる絶好のチャンスです!

既存のVCや上場企業の社内ファンドなどと比べ、背負えるリスク、意思決定のスピード、経営のバックアップ、話題性と影響力、明確なビジョンなど、前澤個人が柔軟に動ける個人ファンドならではの強みが多数あります。

また、前澤には会社をゼロから創業し上場させ時価総額1兆円企業にまで育て上げた経営者としての実経験があります。そうした経験やノウハウは、あなたの会社が成長していく過程で直面する課題解決などにおいても大いに役立つことでしょう。そういった意味で遠慮なく前澤を使ってください。前澤の願いは極めてシンプルです。あなたを全面サポートし、あなたの夢をビジネスというカタチで実現させることです。そして、世界を変え、人や社会を幸せにすることです。

のんびりやるつもりはありません。前澤とやるからには圧倒的な規模感とスピード感をイメージしてください。まずは、あなたのアイデアを聞かせてください。熱い想いのこもったビジネス提案を楽しみにお待ちしています!!

※1:投資額・投資タイミング・出資比率などは応相談ですが、数千万円単位や持分比率数%未満の小さな投資は行いません。

<ビジネス提案の流れ>

①書類審査:
狙う市場、事業内容、なぜその事業を選んだのか、経営陣の紹介、事業計画、出資金の使い道、会社HPのURL(ある場合のみ)、会社を登記する予定の都道府県(法人設立予定の場合)、を一つのPDFファイルにまとめ「ビジネス提案書」として下記の提案先メールアドレス宛にお送りください。メールのタイトルには必ず氏名をご記入ください。

<提案先メールアドレス>
fund_A@yusakumaezawa.com

【注意】書類審査にはビジネス提案一件につき審査料10万円(税込)がかかります。お支払い方法については下記をご覧ください。

審査料及びビジネス提案書を受領後、順次審査を開始いたします。書類は前澤が一件一件確認させていただきますので、審査結果の通知まで少々お時間いただくことを予めご了承ください。


②質疑審査:
書類審査合格者に前澤及び運営スタッフより質問書を送りますので、それにご返答ください。

③一次面談:
質疑審査通過者と運営スタッフの面談

④最終面談:
一次面談合格者と前澤の面談

※①書類審査の結果連絡は、合否に関わらず前澤よりコメント付きで通知いたします。

※書類審査以降の合否連絡は結果に関わらずメールにて通知いたします。

■提案期間:
2020年2月7日(金)〜2月16日(日)23:59まで

■審査料のお支払い方法:
ビジネス提案書のメール提出から3日以内に、ビジネス提案一件につき審査料10万円(税込)を下記口座までお振込みください。ビジネス提案が複数件ある場合は、提案数×10万円分を一度にまとめてお振込みください。なお、お振込の際の振込名義には必ずご応募者のお名前(カナ)を入れてください。また、振込手数料は各自ご負担ください。

<お振込み口座>
みずほ銀行 千葉支店 普通 3046118
カ)マエザワフアンド

■特定商取引に関する法律に基づく表示
[販売業者] 株式会社 前澤ファンド
[所在地] 東京都港区赤坂一丁目8番1号
[電話番号] 03-6230-9237
[運営責任者] 久住拓寛
[販売価格・対価] ビジネス提案一件につき審査料10万円(税込)
[取消し等について] 審査料の入金後は申込の取消し・審査料の返金はできません。

■注意事項
<利用目的>
ビジネス提案にあたって開示いただいた情報(個人情報を含む。)は、ビジネス提案の審査の目的のために利用いたします。

<個人情報についての秘密保持ポリシー(第三者提供)>
個人情報保護法その他の法令により許容される場合を除き、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人情報を第三者に提供しません。但し、ビジネス提案の審査にあたって、専門的知識を有する外部の専門家に対して、審査にあたって必要な限度で個人情報を提供する可能性があります。

<個人情報以外の情報についての秘密保持ポリシー>
ビジネス提案にあたって開示いただいた情報はビジネス提案の審査の目的のために使用し、又は第三者に開示、漏洩いたしません。但し、個人情報以外の情報については、以下の場合を除きます。
● ①開示の時点において既に公知となっていた情報、②開示後、故意又は過失によらずに公知となった情報、③開示の時点において既に入手していた情報、④開示後、秘密保持義務を負わずに第三者から正当な手段で入手した情報、又は⑤開示者から開示された秘密情報によらずに開発した情報を開示する場合
● ビジネス提案の審査に必要な範囲で当社の役員・従業員又は守秘義務を負う専門家等に対して開示する場合
● 法令、官公庁又は裁判所の処分、命令等に基づき開示が必要となる場合

<お問い合わせ先>
個人情報の取扱いに関するお問い合わせは、以下の連絡先にご連絡ください。
株式会社 前澤ファンド
東京都港区赤坂一丁目8番1号
[連絡先]03 6230 9237

#前澤ファンド

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ヤフー社へ株を売却し、ZOZOの社長を辞任した本当の理由。
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Yusaku Maezawa 前澤友作
2019/11/14
TOBが無事成立したので、忘れないように書き残しておく。

なぜ僕はヤフー社へ株を売却したのか?
なぜZOZO社の代表取締役社長を辞任したのか?

9月12日の記者会見、その後の社員への説明会の様子など、当時の自分が何を考え、どう感じ、どう判断し、どう行動したのかを、まだ記憶の新しい今、手記として残すこととした。

寝ても覚めてもいつもいつも考えていたこと。

「ZOZO社が今後さらに成長していくためには何が必要か?」

ファッション好きのお客さまには認知され利用されている。ただ、もっともっと成長するには?

「ZOZOTOWNの利用者数、利用者層をそれぞれもっと拡大しなくては。」

どうやって?

「ファッションが好きな人たちにはすでにZOZOは知ってもらえているし使ってもらえている。これからはファッションにそこまで興味のない人たちにも知ってもらい使ってもらう必要がある。ただし、そうした人たちに知ってもらい使ってもらうには、広告コストや時間が今まで以上にものすごいかかりそうだ。」

何か方法はないか?

「自力ではなく、どこかの企業と組むというのはどうだろう。すでにたくさんの顧客を抱えている企業で、ビジョンも共有でき、お互いの利害や思惑が一致するような企業。」

いくつかの企業を想像する中で、

「それはヤフー社だ。多くの顧客を抱えているのはもちろん、ZOZOがこれから拡げていかなければならない40〜50代の顧客層にも強い。集客支援をしてもらえればかなり強力だ。さらに、ヤフー社が課題としていたEC事業の拡大を当社の協力で補完することもできるかもしれない。まさにお互いの弱いところを補い合い、強いところを伸ばし合えるような、最高のパートナーになり得るのではないか。」

すぐに孫さんや川邊社長にお会いした。

「お互いが想像していることが綺麗に共有共感できた。提携した場合に具体的にやりたいこともいくつか意見交換でき大いに盛り上がった。あとはお互いの関係についてどこまで踏み込んでやるかだ。」

覚悟。

「お互い中途半端な関係性での提携は望んでいない。どうせやるならがっつりだ。だとすると、当然資本の話にもなるだろう。ヤフー社としては、TOBによる1/3超の株式取得(*1)、もしかしたら50%超の過半数取得を希望するかもしれない。いずれの場合でも、自分の持ち株(約37%)の一部または全部をヤフー社に売却する必要が生じるであろう(*2)。覚悟を決めなければならない。」

*1
上場企業の株を特定の買い付け者が1/3超で買い集めようとする場合、TOB(株式公開買い付け)が必要となり、事前にいくらの株価でどのくらいの株数をどの時期に買い付けるのかを買い付け者が事前に公表しなければならないルールがある。

*2
一番の大株主である僕がTOBに賛同し、株を売却する意向があるのかないのかは、ヤフー社にとってTOBを成功させるための重要な判断基準となるため、今回の場合、ヤフー社と僕との間でTOBに応募する(株を売却する)ことを約束する応募契約を結んでいた。

第一の決断。誰にも相談せず。

「決めた。自分の持ち株をヤフー社にだったら売ってもいい。ZOZOの未来を考えてのことだ。自力でやる方法もなくはないが、さらなる圧倒的な成長を目指すのであれば、タイミングも提携相手も申し分ない。ここで決断しなければ後悔するかもしれない。野生的な直感を信じよう。今だ。今しかない。」

そのようにヤフー川邊社長に伝える。先方からは50.1%の株式取得を目指したいとのリクエストが。

「バリュエーションは8000億円(時価総額ベース)程度、株価にすると2620円を考えてくれているとのこと。第一印象は高すぎず低すぎずだ。株売却する僕からすればなるべく高く買ってもらいたいが、ここで無理を言って破談してもいけない。さらにヤフー社側は4000億円をも超える投資になり、投資家や株主への説明責任もある。投資対効果を合理的に説明できる目一杯の数字が8000億円なのだろうと理解した。次に、公表の時期。これはなるべく早くとのこと。それはこちらも望むところ。こんな超極秘事項を抱えたまま日々素知らぬ顔で暮らすのもしんどい。決まったのなら決まったで一日でも早い公表を望む。」

役員の反応。

「もちろん最初はみんなびっくりしていた。ただ、資本業務提携の内容については概ね同意し納得している様子。僕の株売却についても、当然社長の株ですから僕たちがどうこう言うつもりはありません、というスタンス。ただ、株を売った場合、社長職はどうするんですか?と聞かれ。」

社長職どうする??

「おっ、そういえば考えてこなかった。ZOZO社の未来だけを想像してきたので、自分の進退については後回しになっていた。さて、どうしよう。資本業務提携後の自分の役割は一体なんだろう?またそれを全力で楽しんでできるのか?どんな経営体制がZOZO社の成長のために今後必要か?孫さんや川邊さんは僕に社長を続けて欲しいって言ってるけど、、。」

第二の決断(9月上旬)。もちろん誰にも相談せず。

「なぜか心がとてもすっきりしている。寂しさも感じないし、怖さもない、迷いもない。全てがすんなり腹に落ちていて、これしかない、と思えた。最後の最後で下したこの決断が英断であるかのようにすら思えた。僕は本案件の公表日(9月12日)をもって社長を辞める。21年間続けてきたこの会社の代表取締役を辞任し、新社長にその道を譲る。それがZOZO社にとってもベストだ。」

すぐに孫さん、川邊さんに意向を伝える。

「業務提携を進める上で、特に僕の力は必要ない。粛々と現場レベルの業務や開発が回れば問題は起きない。そして、このタイミングでZOZO社は抜本的に経営スタイルを変えた方が良いと思っている。僕のワンマントップダウン経営では限界がある。現場の裁量や権限を重んじるチーム力を活かした組織型経営への移行が急務だ。そしてそれを率いるのは澤田が適任だ。彼を新社長に選任し、新経営陣でZOZO社は次のステージに進むべきだ。僕は9月12日の時点で辞任をし、潔く澤田にその道を譲りたい。どうかこの判断を信じて欲しい。」

孫さんも川邊さんも驚いてはいたが、すぐにその真意を理解してくれた。

「おそらく僕に残された最後の大仕事は、この決断や方針をZOZO社の社員達に伝えることだと思う。ZOZO社の未来、ファッション業界の未来、自分たちの理念やビジョンの追求、これらを頭がちぎれるほど考え抜いた結果、今回の決断に至ったことを。社員とはいえ、適時開示後(世間への公表のタイミング)の事後報告になってしまうのはとても心苦しいが、内容が内容だけに仕方ない。その分、心でみんなに語りかけたい。自分の最後の言葉として。」

9月12日、発表当日。

「朝一の役員会から一つ一つやるべきことをこなしていく。そのどれもがもう最後なんだ、この会議室に入るのも、この椅子に座るのも、、、そう思うと急に感傷的になる。実家の六畳一間の部屋で始めたCD販売からの夢のような21年間、あれもこれもが走馬灯のように頭を巡る。スイッチがそっちに入らないようにと、目の前の業務に集中する。8:30の適時開示後すぐにネット上もテレビの中も騒然となっている。まあそりゃそうだ。けど僕の心は思った以上に穏やかだ。実感がないせいなのか、やり切った安堵感なのか、よく分からない。一度帰宅し、記者会見用の衣装に着替える。21年前に創業したスタートトゥデイ社(後にZOZO社に社名変更)と、未来への想いを乗せた、Let's Start Todayと大きく胸に書かれたTシャツを着て。さあ記者会見会場に向かおう。」

恵比寿ウェスティンホテルにて記者会見。

「会場に到着すると、まだ頭の整理がついていない、さっきこの事実を知ったばかりの広報担当の社員達がなんとも言えない表情を浮かべながら、僕の方を見ている。それでも目の前の仕事をこなさなきゃって頑張っている。また頭のスイッチが感傷モードに振れてしまいそうになる。戻して戻して。よしリハーサルだ。まあいつもだけど、今日もまったく緊張していない。最後の日なのに。隣の澤田さんは緊張のあまり見たことないような顔をしている。さあ本番だ。」

「あろうことか会見中に涙を流してしまった。民放全局の中継カメラが入っていることも知っていたのに。昔からだけど、社員の話をしたり聞かれたりすると本当に弱い。ただ、最初の川邊さんのプレゼンから、孫さんのサプライズ登壇、質疑応答まで、終始和やかで笑いの絶えない前向きな会見になったと思う。ヤフー社にとってもZOZO社にとっても新しい門出に相応しい会見になったように思う。さて、この後は遂に、、、」

臨時社員総会。夜の20時を過ぎていたにも関わらず都内のホテルの大広間には800名を超える社員が集まっていた。

「ステージに上がったものの、みんなの顔がまともに見られない。静寂の中、あちこちで鼻をすする音が異様に響き渡る。きっとみんなの表情を見てしまったら、瞬間で感傷スイッチが入ってしまうから。正直、何を話したのかほとんど覚えていない。もちろん台本も原稿もない。とりとめのない起承転結のないぐちゃぐちゃな話だったように思う。一つだけ言えるのは、心から語れた気がした。心からの感謝を何度も何度もみんなに伝えることができた気がした。社長対社員ではなく、まるで家族に語りかけるように。」

その後、たくさんの社員からLINEやメールが届いている。そのどれもに、新しいZOZOへの期待、自分のミッションの再確認、やってやるぞーという意気込み、などなどが綴られている。そしてそのどれもに必ず入っている言葉がある。「社長ありがとう」と。

2019年11月13日、ヤフー社によるZOZO社の株式公開買い付けが成立し、ヤフー社はZOZO社の発行済株式の50.1%を取得し、ZOZO社を連結子会社とすることとなった。

最後に。
新生ZOZOのこれからの発展を心から祈っている。
ありがとう、ZOZO。ありがとう、みんな。

2019年11月14日
前澤友作








事業の具現化には、投資家と起業家と労働者の協力が不可欠だと思います。 それらがあって事業は具現化できるのであって、成功したからといって起業家や投資家だけが利益を享受するというのはおかしな話だと考えます。 なので利益は関係者で折半するというのが基本理念です。あくまでも基本ですが。w