前澤友作氏の新会社_スタートトゥデイ_の面接を受けてきたんですけど

前澤友作氏の新会社「スタートトゥデイ」の面接を受けてきたんですけど


保管用、前澤友作氏の新会社「スタートトゥデイ」の面接を受けてきたんですけど


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河カタソウ(著作権者)
2019/10/31 19:11


ごきげんよう。
はじめましての方はこんにちは。フリーランスで、クリエイティブディレクションやプロジェクトマネジメントやコピーライティングを行っている、「河カタソウ」と申します。
最近は未来言語というワークショップや街歩き恐怖体験ツアーなんかもつくっています。
ちなみに妻はリアル脱出ゲームをつくっている「かわかたたまみ」です。おかげさまで妻に生かされています。
さて、前置きはこれくらいにして本題へ。タイトル通り、
前澤友作氏の新会社「スタートトゥデイ」の面接を受けてきたのですが、


最終面接までたどりつけませんでした。 
あと一歩というか半歩というか鼻差というか、たぶんそれくらいのギリギリ感というか、ギリギリでいつも生きていたいからかな?
100枚くらいオブラートの包まれたご丁寧なお祈りメールをいただきました。(本当に気持ちに配慮いただいた優しい文面でした)
最終面接は10/29だったはずですから、もうすでに正式に採用された方が決まっていることでしょう。心からおめでとうございます!
というわけで、よかったよかった。
それでは、皆さん、さよなら さよなら さよなら!
と、お別れするわけにはいかないんですよ。淀川長治さんも小田和正さんも、きっと許さないと思うのよ。いや許さないでほしい。
ちょっと何を言ってるのかよくわからないけど、淀川さんと小田さんのためにも、気持ちの整理も兼ねて、面接までになにがあったのかそのプロセス(一部ボカして)と様子、自身が何をしたのか考察を交えながら書いていこうと思う。特に面接まで行った同士たちよ、読んでくれ。届いてくれ。
ちなみに、面接は落ちましたが、スタートトゥデイも前澤さんも大好きなので、これからも応援しています!ZOZOで服も買いまくります!
あと、「お前就職する気あるんかい!」っていう仕事仲間もいらっしゃるかもしれませんが、やっぱりフリーランス最高ですよね!これからも仲良くしてください!ちょっと夢をね、見てしまっただけなんですMZに。なんせMZなんでね。どうしようもなくMZだったんで。いてもたってもMZしてしまいました。今後もフリーランスとして精一杯頑張らせていただきます。
目次
1. ■ はじまりは前澤さんのTwitterから
2. ■まずは基本の書類審査
3. ■課題審査はじぶんの動画
4. ■一次面接の案内通知は来たものの
5. ■いざ一次面接会場へ
6. ■待合室のなんともいえない空気が辛すぎて
7. ■プレゼンと誤算
8. ■スケジュールと応募者数の推察
9. ■最後の最後に
■ はじまりは前澤さんのTwitterから
前澤さんZOZO辞めるってよとなってから数日後、前澤さんがTwitterで新会社の求人募集を発表。

Yusaku Maezawa (MZ) 前澤 友作
@yousuck2020
【緊急求人募集】秘書さん!広報さん!僕の新しい活動(まだ具体的に決まってないけど)手伝ってください!

外から僕を見ていて、バカだなーとか、無茶すんなーとか、人生楽しそうだなーとか、もっとこうしたらいいのにーとか、、、何か前澤が気になる方、待ってます!笑 note.mu/ysk2020/n/naf6…
36,897
12:39 - 2019年9月20日
8,587人がこの話題について話しています
募集要項はnoteに掲載。「秘書」と「広報」の担当者をそれぞれ1〜2名募集するとのことだった。

この時点では、新会社で何をするのかはおろか、社名が「スタートトゥデイ」であることすら明かされていなかった。まったくの未知。でもそれが逆に魅力的に見えた。見せ方がうまいなと。
採用の流れはと応募期間は以下の通り。実にシンプル。

■まずは基本の書類審査
9/20〜9/30までとわりと時間があったとはいえ、結局は締切ギリギリまで作業していた。結果、送った書類は3つ。
・履歴書
・志望動機
・経歴がわかるポートフォリオ
3つ目は必要なかったのだが、どうやっても履歴書だけでは説明しれなかったために用意。これは審査を通るために添付したというより、やれるだけやったぞというじぶんの達成感を得るため。
それよりも自分でも思い切ったなと思うのは、「秘書」「広報」のどちらにも応募したことだ。ルール違反と捉えられるリスクも感じながら、可能性が2倍に広がる選択に賭けた。もちろん、両方に応募していることはメールに記載。自身の経歴を見てもらって、採用担当者に判断をゆだねる形にした。
それが功を奏したのかはわからないが、わずか4日後に「広報」枠での通過通知が届いた。
■課題審査はじぶんの動画
書類審査のお次は課題審査だ。提出物は2分程度の動画で、自身のことや自身の思いをカメラに語るというもの。
【課題】(※一部改変・省略しており、実際の課題とは異なります)
自己紹介や自身の夢などについて、動画を撮影してください。
ポイントはスマホ撮影を推奨していたことだ。このことから、動画の質ではなく内容に重きを置くよというメッセージと、応募者の手間に配慮する優しさが見えた。たぶんスタートトゥデイの半分は優しさでできているに違いない。
とか書いているが、僕は対価を支払って仕事仲間にバリバリに手伝ってもらった!背景が抜けてないと見ている方もしんどいだろうなと思い、芝生のある外で撮影。何度もリテイクしたせいで、周りでくつろいでいた人は胸焼けするほど僕の夢を聞かされたことだろう。すまん。
■一次面接の案内通知は来たものの
お金を払って万全な状態で送った動画は無事審査を通り、1週間後にメールで一次面接の案内が届いた。ここまで来ると、もしかしたらこれはイケるのでは...ざわざわ...ざわざわ...、これからどう働いていけば...ざわざわ...ざわざわ...というカイジ状態になり、とらぬ狸の皮算用が頭の中で自然発生する。
そんなどうでもいい思いをよそに、案内メールには、広報枠には新たに以下の課題を与える旨が書いてあった。
面接の際に、以下の課題についてプレゼンをしていただきます。
【課題】(※一部改変・省略しており、実際の課題とは異なります)
前澤友作は、このたび月へと出発することになりました。
このことについて自由にプレスリリースを作成してください。 
あとで知ることになるが、一次面接での課題は秘書枠にはなく、広報枠のみにだけ課せられていたらしい。
それにしても、この課題はなかなかの難易度だなと思った。というのも、前澤さんが月へと出発するのは2023年頃の話で、現状はそれほどの情報はない。しかもどこに発表するリリースなのか、リリースを出すことでの効果やゴールみたいなものもなく、あまりにも「自由」だったからだ。
加えて、僕はプレスリリースを書いたことがなかったので、そのセオリーや型みたいなものも知らない。
「はあ〜うち〜こんなん初めて〜もうあかんわ〜あきまへんわ〜もう無理かもしれん〜」
とボヤいてたら、妻に、
「やったことないことなんてよくやってるやろ」
「いつもやってることと一緒のことしたらええ」
と一喝され、いつも通りできる限りのリサーチと、現役で広報に携わっている大切な友人たちにヒアリングすることから始めた。
■いざ一次面接会場へ
面接当日、面接会場に指定された都内某所に向かった。提案書とプレスリリースは、ほぼ徹夜で前日につくり終え、20ページを超えるまあまあな大作になっていた。
ちなみに、前職の同僚であり長い付き合いでもある友人に見せたところ
「非の打ち所がない」と褒めてくれたので、出来は悪くなかったと思う。
※もしも見てみたい人がいれば、会ったときにお見せします。肴のつまみにでもしましょう。声かけてね。
面接っていつぶりだろうなって思いながら指定の場所で待っていると、採用担当者の方がやって来てこう言った。
「前澤友作の一次面接の方ですか?」
「はい」と答える僕。
そして
「はい」
「はい」
「はい」
と答える他3人。
ん?
待て待て待て。他にもおるんかい!4人もいるんかい!
でも確かにプレゼン時間は15分、面接時間は1時間て書いてあっておかしいなと思ってたんだよな。15分×4人で1時間てことか。合点いったわ。
と頭の中で高速でつっこみ納得する。と同時に、この1時間4人の面接を朝からやっていたとしたら、候補者はまだまだいるな、道のりは長いなとも思った。
それから僕らはオフィスの一角に案内され、そこで待機するように言われた。その部屋にはすでに1人の女性が面接に呼ばれるのを待っていた。壁には巨大なモニターがかけられていて、前澤さんの「#dearMoon」に関連する映像が再生されていた。
■待合室のなんともいえない空気が辛すぎて
続く、沈黙。
繰り返される、映像。
それでも続く、沈黙。
スティーブン・セガールも驚きの沈黙っぷりだ。
同じ映像を見すぎて頭がおかしくなってきたころ、隣の隣の人が何かを落とした。もうこの空気に耐えられなかった僕は、ここしかないだろと思い「暇ですね」と話しかけた。
すると、そこに残っていた2人が答えてくれて、ちょっとした自己紹介がはじまる。
隣の隣の人は住宅関係の仕事をしており現役の広報、隣の人は昔前澤さんに取材したことがあり、今は広報ではなく大手企業で働いていると教えてくれた。2人ともとてもいい人たちだった。
しばらくすると、隣の隣の人が呼ばれ、そのあと隣の人が呼ばれ、最後に僕だけが残った。
隣の人が呼ばれたとき、入れ替わるように新たに4人がやってきたのだが、話してみたら彼らは秘書枠の方たちだった。一人は学校の先生で今日のために仙台から来たらしい。このことから、あらためて、経験だけでなくポテンシャルとフィーリングを重視しているんだろうと思った。いい会社だ。
■プレゼンと誤算
ようやくじぶんの番になり、面接の部屋へ呼ばれる。そこには3人の面接官がいた。みな物腰やわらかでとても話しやすい方たちだった。お待たせしましたと挨拶され、それぞれの自己紹介をしていただいた後、面接がはじまった。面接官の一人が僕に言う。
「では、早速はじめましょうか」
「Could you introduce yourself in English」
マジか
聞き間違えじゃないよな、絶対Englishって言ったよなと思い、確かめるように
「Oh〜Wow」とそれっぽいリアクションで様子を見てみると、
「Try it」とはっきり返事がかえってきた。
あまりにも誤算だったので、それはもう近年まれにみるしどろもどろさの自己紹介になった。思考が追いつかなさすぎて、なぜか妻の話になってしまい、そのまま終わった。意味がわからないよね。僕もわからない。その場にいる誰もがサンドウィッチマンの富澤さんみたいな顔をしていた。ちょっと何言ってるかわからない。
妻紹介という謎の自己紹介を見かねた面接官は、
「ここから日本語にしましょうか、では課題のプレゼンをお願いします」
と助け舟をだしてくれた。気を取り直して行ったプレゼンは、近年まれにみるほどでもないいつも通りのプレゼンだったと思う。つまり悪くなかった。
どちらかというといい方だったと思う。
でも、まあ、落ちたんだけどね。原因は、たぶん英語だろう。違うかもしれないけど。そう思いたいよね。そうじゃなかったら、もう立ち上がれないから。面接って、落ちると、生き方や人格まですべてを否定される気持ちになるのなんなんだろうな。ぶっちゃけお祈りメールが来てから3日間くらい死んでいました。何も失っていないのに、すべてを失ったような気がして。ほぼゾンビでした。おかげさまでソンビの気持ちに気づけました。今後ゾンビの仕事があったときには、この経験を活かしたいと思います。
■スケジュールと応募者数の推察
さて最後は、最終面接までのスケジュールを振り返るとともに、それぞれのステップでの応募者(通過者)数を予想してみる。
・書類審査 9/20〜30: 予想応募者数 300
※前澤さんのTweetのいいね数が36,860なのでその1%弱(だけど多すぎる気もする)

・書類審査通過通知 10/4:予想通過者数(広報枠) 60人
※次の課題が2分の動画なので見るのは全部で2時間くらいが限界ではないかという計算(60人×2分=120分)

・課題提出期間 10/4〜10/11

・課題審査通過通知 10/18:予想通過者数(広報枠)30人
※11:00〜19:00内休憩1時間で面接を行うと仮定(1時間4人×7時間=28人)

・一次面接 10/25

・一次面接結果通知 10/26:予想通過者数(広報枠)3人

・最終面接 10/29:予想通過者数(広報枠)2人
こうやって見返してみると、採用担当者も大変なお仕事だったろう。おつかれさまでした。
■最後の最後に
今回の一次面接の課題をきっかけに、めちゃくちゃ前澤さんと#dearMoonのプロジェクトに詳しくなりました。これはお世辞でもなんでもなく、#dearMoonは歴史に残るプロジェクトになると思います。これから2023年が楽しみでなりません。
そして最後の最後に、
このnoteを読んでくれた人の中に、万が一、一次面接までいった同士がいましたら、ぜひお会いしたいです。ランチかコーヒーか飲みにいきましょう。
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河カタソウ 𝙼𝚒𝚐𝚑𝚝𝚢 𝚂𝚘 (@sonouso) | TwitterThe latest Tweets from 河カタソウ 𝙼𝚒𝚐𝚑𝚝𝚢 𝚂𝚘 (@sonouso). 言葉のブランディングtwitter.com
特に待合室で隣だった人!僕が唯一後悔しているのは、あなたと連絡先を交換しなかったことです。
また億が一、これを前澤さんが読んでくれましたら、ご連絡お待ちしております!


事業の具現化には、投資家と起業家と労働者の協力が不可欠だと思います。 それらがあって事業は具現化できるのであって、成功したからといって起業家や投資家だけが利益を享受するというのはおかしな話だと考えます。 なので利益は関係者で折半するというのが基本理念です。あくまでも基本ですが。w