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AI先生に、“もっと読まれる記事にする”アドバイスをもらったら、我が文章がいかに常軌を逸しているかが分かり、深く反省している。ワルぃ。

“OK、Google”
“アレクサ!タイマー切って”

のCMが流れるたびに、
プッと笑った。

ぜってぇー、流行はやんねーだろ、これ。
当時、ボクの直感がそうささやいた。

AIだがなんだか知らねぇけど、
こんな小っ恥ずかしい発声をしなけりゃ起動しない機械なんぞ、ぜってぇ関わりたくねぇ。人前ひとまえで言えるか、ボケ。

そう思った。

“これ気持ちワリぃよねえええ??!”

当時、「オレの感性おかしくない担保」を取りたくて、何度も妻にそう同意を求め、
ニヤニヤしながら尋ねた。

しかし彼女は、
いつもきまって無言だった。

ボクとの付き合いの長い彼女は、
精神の錯乱さくらんしたクレイジーを相手にするよりも、無視したり放置したりする方がトータルでの効用が高い、
という判断を瞬時に下しているのだ。

ボクは日々、同じようなしょぼい話ばかりをしている。そしてそのしょぼさは年々、加速度的に増している。

きっと、彼女の中では
“結構、良さげだけど、このおっさんに理解させるの無理ゲーっしょ”

そんな諦めに似た感情だったのであろう。
今思うと、
新しいモノ好きの彼女は、
このバーチャルアシスタントに将来性を感じていたのかもしれない。

2023年のAIの現在地

この手のバーチャルアシスタントだけでなく

メタバースだの、
バーチャル空間だの、

リアル世界に、
コンピューターによって創り出された世界がどんどん入り込み、ボクが悔し紛れにどう過小に見積もろうとも

流行っている。
大きなウェーブがきている。

これは、紛れもない事実だ。

まずい。
ボクもこうはしていられない。
このままでは、“また”きっと乗り遅れる。

というのも、
皆がこぞってスマホ機種変をしていた頃、

“携帯なんっちゅうもんは、電話のしやすいパカパカ携帯に限るのだ”

なんて意味不明な思想を
永遠に周囲に説き続け、意気地いきじになってパカパカ携帯に謎のこだわりを見せ続けたその結果、

スマホデビューを含めたSNSのたぐいに完全に乗り遅れてしまった過去があるのだ。

今回もそうなる。
たぶん。いやきっと。

本当はバーチャルにもAIにも興味がある。
関連動画をYou Tubeでハシゴしまくった。
もはや、人並み以上に、
引くくらい興味がある。
さっさと日常に取り入れたい。

でもな。

あんだけ、AIやらバーチャルの世界は
「流行んねえ」「気持ちが悪い」と 
虚勢をはっておいてから、
結局始める時の恥ずかしさ、

このメンタルを強烈にブロックするものが、まずもってある。

妻の目を気にしながら、
モジモジ、アワアワ、
オヨオヨしているうちに、

ヤバい。

たぶん。いやきっと。
しっかりと乗り遅れてしまいそうなのだ。

驚くことにnoteにも、すでにAIが導入されていた。

普段、アプリでサラリと
ニュースを読む程度でしかないボクは、
パソコンやスマホを全く触らないばかりか、テレビもまともに見ていない。

自慢ではないが、
この日本に存在する殆ど全てのミーハーな話題に、全くついていくことができていない。

だから雑記クリエイターなんてプロフィールで名乗っておきながら、
芸能人や有名人の名前は勿論、
全くと言って良いほど分からないし、

仮にこのタイミングで、芸能記者から
ジャニーさんについて意見を求められると、パニックに陥り速やかに失禁してしまう傾向がある。それも顕著けんちょに。

が、

そんなボクにあっても、
ここ一、二週間は
“ChatGPT”
のフレーズをやたらと耳にした。

間違いなくブームだ。
こいつぁ、世界を変えるべ。

どうやらこれは
人工知能チャットボットのことで、
質問に答えてくれたり、自動的に文章を生成する技術をもっているようで、

未だによく分かってないけれど、
ブログやnoteであれば、
「〇〇というタイトルの記事を700文字以内で考えて!」

とインプットすると、
(将来的かもしれないが)あらかじめボクの記事を学習させておけば、それと似かよった文体の記事を作ってくれるというたぐいまれなる能力を秘めた人工知能なんだろう、
と期待値をグッと高めている。

フガフガ鼻息荒く。
薄ら笑顔で。

こりゃ、note更新をサボれる、
さっさとサボりたい、
サボって放置したい、
サボって早起きをやめたい、

ということで、あまりにもサボりの興味が
フツフツと沸いたので、
イケシャアシャアと、しゃにむになって調べてみた。

すると、関連する記事に
noteがあまりにもヒットするじゃないか。

え?
すでに“部分的”にnoteでは、
実用されているの?

まったく知らなんだ。

このボタン、気がつかなかった

どうやらこの機能。

構成を提案してもらったり、
まちがいをさがしてもらったり、
文章をエモくしてもらったり、

自分がいったん作成した文章を、
お好みの内容で、キレイに仕上げてくれるらしい(一般会員は月間5回まで)。

すごいな、それ。

その中で一際、異彩を放つ機能をみつけた。

もっと読まれるように

なんと。
もっと読まれるように、、、と。

これをAIがアドバイスをくれるのか。

いやはや、
こりゃすげえよ。ほんと。
ボクの文章が、
万人ウケするものに化けるのか。

日本の武士道精神、
「つまらないものですが…」ばりの
“謙遜文化”で言うわけでもないが、

ボクはこのnoteにおいて
ありのままの裸一貫の自分をさらけ出しているため、ご覧の通り、
万人受けする文章を書けない。

絶対にムリ。

とにかくごく少数の人間、
具体的には

“ボクの品性の悪さと素行を好意的に受け止めてくれる読み手さんのみ”

が、興味と評価を示してくれているのだ。

もし、ボクのnoteが面白いと思っていただけているのなら、それは、
「ゆづおという、やや偏屈へんくつでゲテモノ好きの人間が書いているから面白い」

という「ボク」という奇妙な人間性を既に脳内に刷り込んでくれている前提があるのであって、

同じ内容を

この前提のない人であったり、
違う誰かが書いたとしたら、
まったく“面白くない”、
ただのキワモノ文章でしかないのだ。

と、いうことは、だ。
今後、このnoteのAI機能を使うものなら、
こんなボクの文章であろうとも、

なんと万人から神のようにあがめられる文章を
お届けできるようになっちゃうのだ。

これは、ワクワクするぞ、と自分の過去記事で試してみた

桜の花びらが、そよ風に運ばれ、春の息吹を感じる今日このごろ。
皆さん如何お過ごしでしょうか。ボクはいつもと変わらぬシュールな日々を送っております。

“春眠、暁を覚えず”
という中国古来からのコトバがあるが、
この時期は尋常ではなく安定して眠い。それも信じられないくらい。今かて、目覚ましのアラームが鳴った瞬間に感じたあの絶望感。

うおーダリぃカッたりぃぃぃぃ、と思いながら瀕死の状態で、命からがらパソコン前へと到着した。一人、恍惚の表情を浮かべながら頭がボーっとした状態で、いま、タイピングをしとります、はい。

前回の記事で発作的に“ウンチ♡べチョリ”の話をしてしまったため、さすがに今日は特技の“チンポジ”についてのご報告というわけにもいかず、まともの話でも、となるのだが、、、。

前回記事の冒頭

これを“もっと読まれる記事”に、
ということでAIさんからアドバイスを頂いた。

そ、そうやな……

目覚ましのアラームが鳴った瞬間に、
“クソおっさんと会いたくねぇ、辞めよ。さっさと辞めてー。今日こそは退職届だしてやるわ、クソ野郎”
と感じるほどの絶望感。

こ、これでいいスか…

それは、、、わざと……、、、

ああぁぁ、いや…
す、すんません。

お、おおう……

単刀直入に言うと、
おまえ、相変わらず反省しとらへんがな、
っていうお叱りっすね。
先生、すみません。
(というより“チンポジ”の意味を認識したのか、これがAIか、やりよるな)


ならば……
満を持して10時間かけた
我が集大成のあの記事がボクにはある。
フォロワーさんからも高いご評価を頂いた、あの記事が。

是非、おヌシにみてもらおうか。

うぉぉぉぉぉ
て、手厳しいのね……
酷評に次ぐ酷評……

くっそおおおおおお!!!!
ゴルァァァァァァ!!

なにがAIじゃぁぁぁ!

感情表現しとるわい!(自意識過剰)
うっせーよ、もう!(小6くらいの反抗期)

ぜ、ぜ、ぜ、ぜってぇー、
流行はやんねーだろ、これ(超涙目)。

“OK、Google”
を初めて耳にしたあのときのように、
ボクの直感が、そうささやいた。


【追伸、いや、少しまじめに…】
このnoteのAI機能は分からないけれど
ChatGPT-4、これ世の中を激変させるね。無料版を使ってみたけど、いやあ驚きの連続でございます、はい。ボクなんて無能な平凡は無価値やんけ(すでに無価値だけど)。
“AIを使いこなす側”になるか、
“AIに使われる側”になるか。
まさに分岐点。
子どもたちには、早い段階で…しっかりと、と思うとります。


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