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疑問文の作り方(2)~あらためてベーシックな英文法【大人のやり直し英語】

昨日の「疑問文の作り方(1)」に続き、今回もまた、英語のとても基本的なところを書いてみたいと思います。

これまで、のべ8000人以上の生徒様とレッスンをしている中で、生徒様がよくつまづいておられるところや、疑問に思っていらっしゃるところなどを参考にこのシリーズは書いております。

日本語教師でもある私が、日本語を学ぶ英語話者の考え方も参考に、英語を学ぶ日本語話者の方の多くがもたれるイメージを紐解いていきます。



スムーズなコミュニケーションのために


基本を抑えよう



文法なんて勉強しなくてもいいでしょ? という意見もありますが、文法がわかっていれば、相手に簡単に意思を伝えられるし、相手の意思も受け取りやすくなります。

知っている単語を並べるだけでいいんじゃない?と思っている方は、日本語勉強中の方に「太郎」「花子」「好き!」「いいえ」と言われたと想像してみてください。・・・だいぶ想像力を試されますでしょう?

基本的な英文法はわかっているに越したことはないのです。

なぜ文法は大事か、について書いたこちらのnoteもご参照ください。


疑問文の作り方


昨日書いた「疑問文の作り方(1)」では、Yes-No疑問文の作り方だけお届けしました。今日はもう一つの、5W1H疑問文の作り方です。

昨日の「疑問文の作り方(1)」はこちらです。

5W1H疑問文の作り方


5W1Hとは


5W1Hとは、(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どうやって)(when, where, who, what, why, how)のことです。これらを問う疑問文を5W1H疑問文とここでは呼びますが、そのほかにも Open question という呼び名もあります。


5W1H疑問文の作り方


(1)基本はとても簡単です。疑問詞を文頭に置き、その次にYes-No疑問文をおくのです。

      She cooks. 彼女は料理をします。
Yes-No question
   Does she cook? 彼女は料理をしますか?

いつ when
When does she cook? 彼女はいつ料理をしますか?

何を what
What does she cook? 彼女は何を料理をしますか?

どこで where
Where does she cook? 彼女はどこで料理をしますか?

どうして why
Why    does she cook? 彼女はなぜ料理をしますか?

どうやって how
How    does she cook? 彼女はどうやって料理をしますか?



主語を聞きたいときだけ特別ルール


「誰がするの?」「誰がしたの?」を尋ねる時の Who を使った疑問文、および「何がどうされた?」を尋ねる時の What を使った疑問文は、前述のルール(疑問詞+Yes-No疑問文)とは違います。

特別ルールなんてメンドウ!と思われるかもしれませんが、実は上記のルールより簡単なんです。

答えになる文章の、主語の部分だけを who/what に置き換えればOKだからです。

She    is eating breakfast now. 彼女は、いま、朝ごはんを食べています。
Who is eating breakfast now? 誰が、いま、朝ごはんを食べていますか?

The tower was built in 2012. そのタワーは、2012年に建てられました。
What        was built in 2012? 何が、2012年に建てられましたか?


will, can, must, mayなどの助動詞が使われている時


Yes-No 疑問文

do 、 does 、did の助けは不要になります。

これらの助動詞を主語の前に置きます。

             You will work tomorrow. あなたは明日働くでしょう。
   Will you          work tomorrow?  あなたは明日働きますか?

5W1H疑問文


When  will you work tomorrow?  あなたは明日いつ働きますか?
Where will you work tomorrow?  あなたは明日どこで働きますか?
Why    will you work tomorrow?  あなたは明日なぜ働きますか?

5W1H疑問文のうち、主語を聞く疑問文

     
     You will work tomorrow. あなたは明日働くでしょう。        
   Who will work tomorrow? 誰が明日働きますか?


直接疑問、間接疑問


間接疑問文、という言葉を聞いたことがあるかもしれません。入門編ではありませんが、同じく「疑問文」という言葉なので、これについても引き続き書いてみたいと思います。


英語習得のお悩み、お伺いします。


英語学習についてのお悩み、そのほか海外移住の話や一人暮らしのご相談などなど、お伺いしています。

私自身が、40代半ばから「人生このまま終わりたくない」「でも何をどうしたらいいのかわからない」状態から

手探りでいろいろやってみて今の生活になりました。

英語は45歳から再スタートしました。

その間、悩んできたこと、学んできたことが沢山あります。


もし今、「なんだかわからないけれど、このままではいやだ」という気持ちが少しでもおありならば、そんな方に何かヒントになるものを持ち帰っていただけたらと思い、お茶会をしています。

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私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!

今日の内容が簡単だった方、おめでとうございます。そのままお進みください。今日の内容で「わかってなかった!」ことが分かった方も、おめでとうございます。いつでも「遅すぎる」ことはありません。大人のやり直し英語は、整理して記憶することで省力で英語を理解できるようになります!
ちか (2024.6.26)


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