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【節約生活#560】食費1か月3700円減のニュースを考える

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康的で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦している。

よくみると減っていない

 食費が平均して1か月3700円減っているというニュースが流れている。

 世の中節約ブームでも起きているのか? そんなに下げているという世の中の風潮あるかな?
 などと総務省のデータなども見てみる。

 ニュースのサムネイル(?)にもある図にもあるように、食費は下がっていない。むしろ373円ほど上がっている。
 記事を読めばわかるが、世の中の値上がり分を考慮すると、本来は4000円ほど月に値上がりするはずだったけれども、そこまで食費が上がっていない、ということである。

 そこから、食費を下げきれていないという結論に至っている。
 ちなみに二人世帯のデータである。夫婦の一方が家計のためになんとかやりくりしているという姿を勝手に想像している。
 ニュースのイメージとは違い、食費は下がっていない。むしろ支出がちょっと増えている。
 そして、一般に節約もブーム(?)になっているということのようである。

これからさらに高くなる

 昨年の冬は電気代の高騰があった。
 年明けころに税金が回ってきて電気代の支払い自体は下げられたけれども、結局は税金から出ている。自分たちの支払いをみんなで出し合っただけである。

 一旦国を通すことを考えると、事務の手続きなど人件費が余計にかかる。その分余計に労力とお金を使っている。

 ガソリンなどもそういう構造があって、むしろ減税しろという主張もされているようだ。

 もっともな話であるが、反論もあるだろう。
 リンクした記事などは対処療法だと批判しているけれども、今後はさらに悪化する可能性がある。今はまだ通過点だろう。
 昨年は戦争の影響があった。戦争は終わらなそうであり、さらに中東の問題が起こる。そうなると、さらに燃料費は高くなる。
 燃料費は、食べ物を作ったり、運んだりするのにも関わるので、あらゆるものがさらに高くなるだろう。

 減税をしてという主張はもちろんある。しかし、非課税世帯に値上げは直撃する。ならば働けというけれども、非課税世帯の72%は高齢者である。たいていは病気で体が動かない。

 非課税世帯へばらまいているという批判も多いけれども、そもそも見えない介護費だと考えればよい。こちらもじょじょに増えていく。

生活が変わる時代に入る

 はじめのニュースでは、プライベートブランドなどで置き換えをしているという分析もされていた。

 ただ、これからは全体的に生活自体が変わっていくという予想をしている。節約はブームではなく必須のスキルになる。
 節約はみみっちくて哀れなマイナスイメージではなく、サバイバル能力の高さを示すポジティブなイメージになる。

 たくさんの人が新しい節約方法を編み出してくれるだろう。自分もひとつひとつ節約を積み上げていきたい。

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