見出し画像

【節約生#621】良質な時間と節約

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

良質な時間をどれだけとるか

 過去の時間の過ごし方については残念なことが多い。
 こどものころから怠惰で鳴らし、たいした能力も経験もないまま就職氷河期に放り出されてしまった。そこからブラック企業を転々として過労で体を壊してしまっている。

 自分の時間がなかったというのは嘘である。しかし、ただただ惰眠や散財を繰り返し、大人になってからはアルコール漬けになっていた。心地よい時間や熱中する時間というものを見つけられなかった。

 最近、良質な時間をどれだけ過ごせるのかを考えるようになった。人生を時間でとらえると、質の良い時間が長ければ長いほど納得のいく人生であったり、幸せな人生であったりするのではないだろうか。今朝もシャワーを浴びながらそんなことを考えていた。
 時間の質を重視するのも、もしかしたら節約生活をはじめてからかもしれない。無駄なものを削ぎ落とそうとすると無駄ではないものを知りたくなる。自分にとって無駄ではない時間も明確にしておきたくなっている。

良質な時間と節約

 今でも質のよくない時間を過ごすことがある。
 一昨日など久々の休日なので税金の用意やいろいろな支払いをしたいとなんとなく計画していたけれども、自堕落に寝て過ごしてしまった。ゲームが大敵ではある。
 ただ、支払い等の用事が質の良い時間と思っているかと言われればそういわけでもない。

 良質な時間とは何か?
 先程、心地よい時間だとか、熱中する時間だとか書いた。基本的にはポジティブな時間なのだろう。もちろん人によっては、悲しい物語を読んだり、ホラーを観たりすることも良質な時間になるだろう。
 そうすると、きっと価値観に沿った生き方、過ごし方ができている時間が良質な時間と定義することができるのかもしれない。

 節約は価値観を研ぎ澄ます。
 自分の価値観にあったお金の使い方を追求して、価値観に沿わないものをできるだけ削ぎ落としていく過程であるからである。
 節約をただお金を使わないだけと勘違いしている人もいるようだが、それはただのケチだ。

 価値観にあった時間ということを考えると、お金をかけて旅行や買い物をする人がいるかもしれない。ただ、少ないなかでも何人か金持ちにあったことがあるけれども、お金を使わないような時間を大事にしている人ばかりであった。

 お金よりも大事なものがある。
 孫との時間であったり、絵を描くことであったり・・・。いくらお金を出しても得られないものというものがこの世にはある。
 そもそもほとんどの人の価値観はお金とは別の軸だから。

 いくら出しても買えないような時間を過ごしたい。
 今日は昼からの仕事であるので、まずは朝のコーヒー時間を楽しみたい。それからゆっくりと瞑想の時間をとって、あわてないようにたっぷりの時間で出かける用意をしよう。そういう計画を立てている。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?