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【節約生#671】「したい」と思う節約をすればよい

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

「したい」節約だけでよい

 健康的文化的にベクトルを向けた節約生活に挑戦している。
 節約技術や節約方法はいくつもある。インターネットでも情報は手に入るし、図書館に行っても節約本を借りることができる。
 節約をはじめたときには、片っ端から試してみようと考えていた。そうすると可処分所得が増えるだろう、と軽い気持ちでいた。

 ただ、節約によっては自分の嗜好にあっていないものもある。実のところ、節約の基本にある固定費削減などは、あまり得意な方面ではないし、考えることも楽しくない。

 楽しくないという気付きは大事である。

 元々は趣味で始めた節約である。そして、健康的文化的な生活に注力することを軸にしてみた。そう考えたら、「したい」と思えない節約を無理にするのは腑に落ちない。

 結局注力しているのは、身の回りに直接関係することであった。
 片付けをしたり、安くて栄養のある美味しい料理を試したり、お酒を控えたり、運動がてら移動をできるだけ徒歩にしたり・・・。毎週のようにちょっとした工作をしたりもしている。

 自分の「したい」節約は、自分の暮らし方に関係することなのだということがじょじょにわかってきた。

「したい」のか「しなければならない」のか

 強い圧力の下では人間性が失われていく。
 そういう経験を30年くらい続けてきたわかってきた。

 やらされている感覚、いつも「しなければならない」という感覚。もちろん楽しんで生きていくことは難しい。時折、自分の人生ではないという感覚に悩まされていた。

 だから「しなければならない」と感じるような節約に拒否感があるのかもしれない。
 最近の節約ブームもどちらかというと生活が苦しいからだろう。節約に関する調査はさまざまあるけれども、最近の物価高と併せて論じている報道ばかりである。

 節約は苦しいというイメージは、「したい」と思えないからなのかもしれない。
 結果を追い続けるような節約は苦しい。ある程度頑張ってくると、1円や2円しか変わらない時期に突入する。がんばっても貯金はあまり増えないし、むしろ税金は高くなるばかりなので減る一方になる。
 節約に挫折がつきものであるのもうなづける。

 やりたいものから手をつけて2年半ほど経過した。今もそこそこの節約生活を満喫している。結局はそれがよかったのだろうと考えている。

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