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【節約生活#109】お酒は飲みたいかね?

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

当たり前を変える

 健康的文化的な節約生活に挑戦する前まで気づかなかったことはいくつかある。その中で最大のものは、「別にお酒を飲まなくても生きていける」ということであった。
 もともと飲み始めたのは仕事を始めたころであるので30歳近かった。ストレス(?)のせいかじょじょにアルコール量は増えていき、計算してみたらロシア人並に飲んでいた(使った資料はリンクの305ページの表)。

 いくらなんでも体に悪い。もちろん出費もかさむ。出費はその時点でだいたい食費の4〜6割であった。
 そこで、健康の面と節約の面で減酒を試みることになった。それが今年の1月で、とうとう3月の半ばに突入した。それはまでは毎日気絶するくらいまで飲んでいたのに、1年の4分の1くらいはほとんど飲まない生活になった。
 むしろ飲まないことが当たり前になった。
 今ではとくにお酒を飲みたいとも思わない。いや、以前だって飲みたいと思って飲んでいたわけではないように今では思えてくる。飲むのが当たり前であったから飲み、今は飲まないのが当たり前だから飲まないだけのような感覚である。

小さいけれども世界が変わる

 以前、「習慣の力」という本を読んだことがあり、その記憶であるが、そこにもアルコール依存についても記載があった。そこでは飲酒をすすめる習慣の力が働いているというような文脈で出ていた。

 実際に自分もお酒を飲んでいたのは、帰り際の疲れたときに目の前にコンビニがあったから、くらいのものであったように感じがする。
 今はコンビニに入ることもほとんどなくなった。コンビニに行かないことは、節約生活の面ではかなり効果があるように感じている。コンビニのATMでお金を下ろすことも今年に入って2回くらいしか記憶にないくらいである。
 今回の変化は小さいけれども、明らかに住む世界が変わった。
 この生活をしだしてから、朝早く起きたり、夜すぐに寝たり、筋トレを毎日したりしている。これらも小さいけれども自分の生活スタイルを変え、視点を変えてくれた。すぐに実感することはないが、明らかに世界が変わった。

当たり前を変えること

 自分の世界、世界観が変わってきていることについて、今のところポジティブな感情がある。
 ついつい当たり前のこと、自分の周囲の世界を変えたくないという感情に押し返されてしまう。ただ、良いということは試しに挑戦してみたい。
 当たり前を変えるだけで以前と違う自分になれる。ちょっと変えてみるだけで、考え方や自分自身に持っていたしがらみ(今回の場合、飲まなきゃやってられねえ、という染み付いた感情)から開放される。
 というわけで、最近始めた腕立て伏せを継続しつつ、次に何をしはじめようかを書き留めてすごそうと思う。

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