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【節約生活#150】本は自分で読め

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

お金を使わない文化的な生活

 お金を使わなくても楽しいことはある。
 今日は休みであったので、午前だらだらと過ごして午後は家事をしていた。床を拭いたり靴を磨いたり、普段触らないようなところにたまったほこりを払ったりした。
 昨日noteに書いたようにお金を使わなくても楽しめることは多い。自分にとってはそれは本を読むことであったりする。また、読書は時間の余裕のバロメータでもある。元々月に20冊くらい読んでいた。月に10冊を切るとかなり忙しい感覚がある。
 今日は4月の下旬であるが、まだ8冊しか読めていない。ということはやはり時間的な余裕がなかったのだと言える。

「本の要約」というサービス?

 最近、youtubeとかnoteなどで本の要約をしているコンテンツがある。自分は使っていないし、見てもいないけれども、お金を払うと本の要約が読めるアプリもあるらしい。要約がビジネスになる時代になっているようだ。

 内容を早く知りたい人にとって、便利なのだと考える。自分は数多く読む方なので、あまり自分の役に立たないような本にあたることは多い。自分にとって今大事だと思う本だけを読みたい人にとっては、要約は必要なサービスなのだろう。
 自分もはじめは便利だと思って、動画をちょこちょこ見たりしていた。そのときに気づいたのは、本論ではないけれどもちょこちょこと誤りがあることであった。それも、気づくときには1冊に1つくらいの割合で見つけてしまった。
 自分の理解が誤っているの部分もあるのかもしれない、と思うものもないわけではないが、事実と異なってしまうような言い回しをされてしまうと気づかざるを得ない。中でも、自分の専門領域だと、どうしても誤りに気づいてしまう。
 はじめは偶然かと思っていたが、誤りに気づいてからあれもこれもおかしいのではないかと思うような箇所が増えてきた。考えるに、言い過ぎからくる誤りが多いように考える。例えば、「運動が脳細胞を増やす可能性がある」という箇所を「運動には脳細胞を増やす効果があるのです」くらいに言ってしまう。
※上記の例は今作ってみたもの。現実に似たような言い回しの本があった。一般的に知られているように人間の脳細胞が増えるという例はまだ良くわかっていない(かつては脳細胞は増えないとされていた)し、神経線維はともかく(ここは強調)細胞の増殖があったとしても脳機能に大きく影響を与えるほどではない。

本は自分で読め

 要は要約して、役に立つと言いたいがために、間違いのレベルまで踏み込んでしまうものもあるということである。要約は、要約する人にとってはすごい勉強になるものの、読む側も完全に信じ切ってしまってはいけないものなのだと考える。
 もっと言うと、最近は翻訳すら本当かと疑うような記述を見つけてしまって、仕方なく原著を買うはめになったりする。そこまでくると、楽をしてはいけないのだとつくづく思う。
 というわけで、文化的な趣味として読書は良いけれども、どうしても時間の余裕が必要であるということを実感してしまった。

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