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【節約生#658】自分の人生を雑にしない戒め

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

自分を雑に扱わない

 他人が責めるのに、自分で自分を責めるのはよくないというような趣旨のことをアインシュタインが言っていた記憶がある。

 そんなことを思い出したのは、自分の気持を内省していたときだった。承認されたいのに、されなかったとき(正確にはそうでもなかった)に、自尊心が揺らいだ気がした。ところが、人から承認されたいのに、自分自身を承認しているかというとそうでもない。そのアンバランスなところから、アインシュタインのことばを連想した。

 連想をすすめていくと、承認をされたいなら、自分自身を先に認めないといけない。きっと、次は相手を承認して、運河よければ承認を受けられるのだろう。

 さらに連想すると、自分の生活を豊かにしたいと考えながら、自分の生活を雑に扱っている人もいる。生活を雑にしたら生活の方から自分を雑に扱われる。
 変なたとえであるけれども、心にとどめておくにはよいかもしれない。

節約をすると生活が豊かになる

 節約に挑戦する前は、そもそも自分の生活を考える時間もとっていなかった。
 健康にも気をつかわず、毎晩のようにお酒を飲みに出かけていた。何が楽しかったのかは思い出せない。たぶん、憂さ晴らしだったのだろう。ストレスが軽減された記憶はないけれども。

 ひどい生活はパフォーマンスを落としてさらに生活を荒廃させる。ひどい生活はひどい精神状態にする。悪循環である。

  節約をすると、支出を抑えないといけないので貧乏なくらしをしないといけないイメージがあるけれども、そんなことはない。
 むしろ、節約は生活自体に気をつかうことになる。大事なものだけを残して、大事なものだけに注力する。不要なものにお金をかけないからできることだ。

 自分としては、健康的文化的な生活をすることに気をつけている。そうすると、以前とは比較にならないほど丁寧な生活をおくっている。

 自分の生活を雑に扱ってはいけない。
 お金をかけることだけが生活を豊かにするのではないことを、この2年で体験として学ぶことができた。以前のくらしよりも豊かなくらしである。
 仕事もかなり変えることができた。やりたいことに注力する環境にしている。以前のようにストレスを抱えながら生きていかなくてよいことに感謝する毎日である(感謝の対象は自分かもしれないけれども)。


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