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ホリエモン静岡講演会を終えて・・・

ここ2ヶ月程で準備してきた地元「静岡」に堀江さんをお招きした講演会を終え、気持ちが色褪せない内に思いや学びを文字に綴っておきたいと思ったので久しぶりにnoteを更新してみました。
結論的には人生で最も悔しいランキングベスト5に余裕で入る出来事となったのでこの悔しい想いを糧に絶対に見返してやりたいという思いが大きく、将来自分を振り返った時にここが1つの転機点であったと言えるようにしたいと思っています。

悔しさの原因

ここまで悔しいと思う原因は何なのか・・・。
一夜明けて冷静になって考えてみると、1番悔しいと感じた象徴的なシーンはパネルディスカッションで堀江さんに詰められたシーンである。
今回自らパネルディスカッションのファシリテートに名乗り出たことには、今回のイベントの主旨を誰よりも理解し、誰よりも熱い想いを持っているのは間違いなく自分であると確信していたこと、そして、初めてだとしてもある程度回せる自信があったことからであった。

パネルディスカッション①の様子

僕は昨年末まで広告代理店に勤めており、イベントのある種プロとしていくつものイベントの運営に携わってきた。だが、そこはあくまでも裏方としてだった。どんなにそのイベントに思い入れがあろうが自分が表舞台に出ることは基本許されない環境であり、そこに疑問を感じて前職を辞している。
今回のイベント主旨でもある「個」の時代において、自分で情報発信することを許されていなかった会社から独立して晴れて自由の身になった。だからこそ自らこのイベントを企画し、自らチケットを売り、自らマイクを握ったわけだった。だが、企画・チケット販売までは良かったが、マイクを回すことができず、イベントを自分の思ったように進行することができなかったのだ。

ここで少しだけ脱線すると今回の自分の役割は「MC」ということだったのだが、このMCの意味は「Master Of Celemonies」である。どんなゲストが来ようが、どんな事態が起きようがそのイベントを掌握し、そのセレモニーを支配するものをMCと呼ぶ。今回で言うと、僕はMCではなかったということになる。

堀江さんに思うこと

正直な気持ちを言えば、
・ステージにあがった瞬間の指摘についてはごもっともだけど、前日も当日も確認の連絡を入れていたこと
・講演会テーマについても同様にお願いしていたこと
・講演会の内容がイベント主旨と乖離があったためパネルディスカッションの内容が希薄になってしまったこと
これらに対しては若干のやるせなさがあるのは間違いない。
だが、その気持ちがあるにしても、この講演会を通じての学びや出会いや成長の機会を与えてくれた堀江さんには感謝している。
(ちなみに僕は堀江さんの熱狂的なファンとかでは全然ないですw)

何を学んだか?

今回の講演会で得た学びは、
① 集客の難しさ
② 行動することでつながる出会い
③ 自分に足りないもの
の3つであると認識しているが、特に③が大きい。

何が今の自分に足りないか?
ここを更に分解すると、
❶ コンテンツに対するこだわりの強さ
❷ 圧倒的な知識量と実績
この2つであると考えている。

1つ目の「コンテンツに対するこだわりの強さ」について言えば、前述の通り今回のイベントの主旨に対して最もこだわりがあるのは自分自身であるにもかかわらず、堀江さんが当日ある主暴走する可能性が少し考えればわかっていたことであったにも関わらず、でき得る全ての対応をやり抜いていない自分の甘さがあったと強く感じる。
確かに事前にテーマは何度も伝えていたし、前日にも最終確認として入れている。だが、それで分かってくれていると勝手に認識してしまったのが全ての原因だ。堀江さんが本番前に機嫌が悪くなろうが僕のことをどう思われようが、今回チケットを購入していただいた方に対して自分が最大価値のあるテーマに対する熱い思いをこだわり抜いて伝えていなかったことは事実である。もしそこまでやれていれば堂々と堀江さんにも文句を言える自分がいるにも関わらず、そこを怠ってしまった自分には大きな反省点がある。

2つ目の圧倒的な知識量と実績については言葉の通りである。
あのパネルディスカッションの場で、
・僕に圧倒的な知識量や論理的な思考が整っていたら
・誰よりもフォロワーがいて影響力を持っていたら
・どんな状況になっても対応できるほどの場数を踏んでいたら
あのような無様なパネルディスカッションにはならなったであろうと強く反省している。
僕にとって最もそれに近しい存在で言えば前田裕二さんであるが、もし前田さんがあの場にいきなり突っ込まれたとしても前田さんならうまくやりこなせたはずであると思うと、僕の圧倒的な力不足だと思っている。

今後に向けて

今回の講演会は繰り返しになるが人生で最も悔しかった出来事ランキングベスト5に確実にはいる出来事であることは間違いない。だが、心の底からやって良かったと思っているし、こういう言い方をしたら、チケットを購入していただいた方には大変申し訳ないのだが、今回このような悔しい思いをする形になったことが今後の自分にとっての良い契機となったと感じている。
この講演会があったからこそ、先に述べた学びがあり、悔しさがあるからこそ次に見返してやろうという強い思いになっている。
本当にやって良かった。
少なくとも行動したからこそ得られた学びであるわけだから。

繰り返しになるが僕は堀江さんのファンでも何でもない。
だが、堀江さんの言葉の中で僕が最も好きな言葉が1つあり、今回の出来事を経てこの言葉に対する思いは更に強くなったので最後に紹介したい。
「自らの言葉で提言し、自らの行動で証明する」

初めてのMCデビューは苦いけど糧になる経験に


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