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「n+5日・夢想する」非正規公務員を飛び出した54歳の負けられない片づけ戦記#6

先日の大雨により、久々に人生のピンチを迎えた私であった。
もうその件は考えたくもないのだが、
そういう訳にもいかない事情もある。

その多くを語るほどに、心が元気になれないので、
状況も残念ながら言及出来かねる。
何じゃそりゃ、である。

ワガママを言わせていただきながら、先を急ごう。
1階の本棚は、どうでもいいモノを入れよう。
出来れば、どうでもいいものはない方がよいが、
ここでは割り切って使えるモノ、とする。

癒しグッズ的なものもあるのだが、
そこに手が届かないほど、モノが溢れている。
これでは困ります。

大事な本や大事なモノは、中2階以上に置く。
つまりは1階はパブリック専用ゾーンにしよう。

服も思い切って、ビミョーなモノはサヨウナラ。
本も勿体無いと感じるだけのモノは、手放そう。
器もだ。
特にオマケのお皿類。
多分カップだけで、人生何周分もある。

床にはモノがないのがいい。
先日野外でマダニに噛まれたので、
キケンの少ない家に住みたい。

ちょっとずつ、リアルな生活の場をイメージしていく。
片づけると何度も自分に言い聞かせるが、とんと進まない。

ビミョーな服も本も皿もコスメもみんな棚に戻してしまう。
これでは一生片づかないまま、私の人生が終わってしまう。
この大量のモノたちを、
大事なお子に嫁がせる訳にはいかぬ。

積荷を、積荷を燃やして…と、
何処かのお姫様様になる訳にはいかないのだ。

嗚呼、早くリビングのブラインドを開けて、朝日を浴びたい。
とうとうバンパイヤな生活から足を洗いたいのだ。

清々しい初秋の風を迎え入れたい、夏の夜のお話。




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