『死とは何か?』警察・介護看取り・自身の瀕死体験と、様々な死と長く関わってきた私が死について考える。
お盆、墓参り、平和記念日、原爆の日、終戦記念日、命日、49日等々。
私達が日常を生きている中で、一度立ち止まって死と言うモノと向き合う機会は沢山あります。
「人は死んだらお星様になるんだよ!」
「人は死んだら生まれ変わるんだよ!」
「人は死んだら閻魔様に会って、天国か地獄に行くんだよ!」
「死んだら、何も残らないで無があるだけだよ!」
等々、人それぞれ考え方があると思います。
このように多くの人は
「死んだら~~~」
のように、死んだ後のことを考えますが、そもそもその直前に必ず訪れているであろう
「死とは何か?」
を真正面から考える人は少ないですよね。
真正面から考えていないので、いざ人の死に直面したときに何が何やらわからなくなり、止まってしまいます。
そこで今回は警察・介護看取り・自身の瀕死体験等、様々な死と長く関わってきた私が
『死とは何か?』
の考え方を色々とご紹介していきます。
この記事を読む事で
◎、介護・看護等、死と向き合う人の死に対しての視野が広がります
◎、普段死と接する機会のない人の死生観が鍛えられます
◎、死と正面から向き合う事で、生と向き合う事もできるようになります
この記事は死と言うモノと真正面から向き合うので、人によっては気分が悪くなるかもしれませんので、閲覧注意と言っておきます。
その辺りは自己責任でよろしくお願いします。
それでは死とは何かを、一緒に見て行きましょう!
世の中に存在している事象の一つ
<死とは人によって捉え方が違う>
私は死について
『世の中に存在している事象の一つ』
とだけ捉えています。
つまり、
「特別な事でも何でもなく、ただ起こり得るべくして起きた自然な事の一つ!」
と言う事ですね。
そもそも死に限らず、色々な出来事や現象に関して、それをどのように捉えるかは
『本人か?近くの人か?無関係な人か?』
等で大きく変わってきます。
例えばその証拠に、
『九死に一生を得る体験をした人は人生観がガラッと変わる』
と言われる現象があります。
それはつまり、死をリアルに体験した当事者と、身近で感じた事があるだけの人とでは死についての捉え方に大きな違いがあると言う事です。
もしも捉え方に大きな違いがないのなら、九死に一生を得る体験をしなくても、人生観をガラッと変えることは出来るはずですからね。
なお私は死の体験を数回経験しており、人生観や価値観が大きく変わりました。
私の人生観の変化はこちらをお読みください。
私の体験談についてはこちらの記事をお読みください。
<死をフラットに考える>
そのため、死について考えるのであれば色々な捉え方事に考える必要があります。
しかし、そこには様々な感情が入り混じるので中々捉えるのが難しいですし、実際に体験すると、死にそうな状態の時には何も感情は動かないんですよね。
その状態から脱して、生きている事を感じられるようになってから感情が動き出すんですね。
だから私は、死と言うモノを考える時には出来るだけ感情を入れ込まず、
『私達人間の捉え方や感情に関係なく、海で波が寄せては返すのと同じようにいつでもそこで起きている自然現象の一つ』
とフラットに考えているわけですね。
そんな私が、様々な死についての捉え方ごとに、死とは何なのかを5点考えてみました。
①、死とは、身体機能の消滅?
②、死とは、肉体の消滅?
③、死とは、心や意識・記憶の消滅?
④、死とは、魂の消滅?
⑤、死とは、痕跡の消滅?
なお、辞書的には
『生命がなくなること』
とされていますが、
「じゃあ、そもそもその生命ってなに?」
というところまで深掘りした上での考え方で行きたいと思います。
それでは、様々な死の捉え方について、一緒に見て行きましょう!
※なおこの記事の有料部分は、音声配信では全て無料で配信しています。
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他にも
「別にふたひいさんの死生観は知らなくても良いから、独学で死生観を学べる本を教えてよ!」
と言う人は、こちらの記事に、私オススメの死生観が鍛えられる本を4冊紹介していますので、一読下さい。
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