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英語を話すときにはまず胸に息を吸いこもう

私は英語教育については専門家ではないし他にいろいろなサイトやブログがあると思うので英語の学び方自体にはあまり触れないつもりなのですが一つだけ英語の発音の上でこれだけ意識をするとすごく違うなと思うビデオがあります。

以前ニューヨークにいるときにアメリカ人の友達に、

「君は普段英語を話している時は結構日本語訛りがあるのにカラオケに行ってジャズを歌っている時は全くネイティブの英語にのように聞こえる。なぜなんだろうね?」

と言われたことがあります。

その時はひょっとして、ジャズ歌う時はうまい歌手の真似をして発音して歌っているので自然に発音もそうなのかなと思ったのですが、最近もうちょっと思いあたることがあります。

こちらの、外国人の英語学習者にネイティブのアメリカ人の発音になるような指導してくれているYouTubeのレイチェルさんのビデオにあったのですが、どうも声の出ている場所が違うらしい。

英語の発音のまず1番の違いはどこから声が出ているかと言うこと。

詳しくはビデオで見ていただいたほうがずっとわかりやすいんですがアメリカ人の場合は体のかなり下の方、胸のあたりから発音が深く出ている。

それに対してこのビデオにある外国人は中国系の方だと思いますが日本人にも全く共通していて、母国語を話すときにどうも首から上の部分、特に顔の前の方、極端に言えば口先だけで発音している例が多いんではないかと思います。

それでまずどこから声が出てくるかで、聞こえ方が全く違ってしまう。

頭の方、特に顔の前面から出てくる発音はなんとなく聞いていると平たい感じになります。

日本で英語を習っているときにイントネーションの強弱がすごく多い英語に比べて日本語は平たいのでそれが発音が違う原因と言われたことがあるんですが、それ以前に、どこから空気が出てくるかと言うことの方がまず大事みたいです。

と言うわけでまずは、英語の一文を話し始める前に腹式呼吸で胸に大きく空気を吸い込みそこから声を出してみてください。テープレコーダーなどで録音してみて聞くと分かるのですが口だけを動かして発音している場合と全く違って聞こえるはずです。

非常にうるさいバーなので会話してもアメリカ人のネイティブの言っている事はかなり声が通って聞こえるのですが、日本人である我々が発音しているのは発音の良い悪い以外に、声が遠くまで通りにくい。これも声がどこから出ているかに非常に影響すると思います。

音楽家や特にオペラ歌手がホールの遠くまで声が届くその発生方と同じ感じですね。


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