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2021-22ちゃこのVリーグ観戦記【28】


2021-22 V.LEAGUE Division1 MEN
レギュラーラウンド
第14週 第28戦/全18週 36戦
(本来ならば15週。先週の福山大会の代替試合は、4/2.3猫田記念体育館で)

2022年3月5日(日)
長野県安曇野市・ANCアリーナ(安曇野市総合体育館)
        ↗︎アンクアリーナ、と、呼ぶようです。
vs VC長野トライデンツ(全4対戦 最終戦/3勝0敗)

2021-22シーズンも、残り10試合を切ってます。
ファイナルシリーズは今年も上位3チームのみ進出(ファイナル6やってたのが、遠い昔に感じてしまう…。月日が経つのは早い。)。
チャレンジマッチ(V1-V2入替戦)では、天皇杯準々決勝でWD名古屋をフルセットまで追い込んだヴォレアス北海道他強豪がギラギラと対戦を待っています。

JTも、来季を見据えた戦い方をしていかないといけない。

安曇野市総合体育館(ANCアリーナ:アンクアリーナ)は、2027年に長野国体があるために建てられた、今年竣工したばかりの体育館です。
なんとこのANCアリーナではバレーボール競技をやるらしく、安曇野市上げてバレーボールの強化普及に当たっているそうです。
こじんまりしているけれど、コートを周囲4方向からグルリと見ることができる、木の香りがする(マスク越しでも)美しい体育館です。
安曇野市長さんの挨拶にも熱が入っていました。

昨日のような、途中で糸の切れた凧のようになって途方に暮れる戦い方は、イカン。
自分自身が頑張るのは大事だけど、コートは自分だけのものじゃない。
声を掛け合って、コートで、チームで、戦っていこうよ!
コートの中は、選手のものだ!!

さぁ!試合はどうなった?!

25-18
25-22
25-19

ピリッ!!
締めてきましたー!

セットカウント3-0で勝利!

12勝目まできました!
残り、全部勝つ気で臨みたい!

スターティングメンバーは、
MB:安永、中島
OH:坂下、新井
OP:エドガートーマス
S:金子
L:唐川/井上航

昨日のオーダーの組み方には………首脳陣〜、だったけど、
今日は、多分監督やコーチの思惑は関係なく、新井&坂下+西村の若さ爆発💥でした!

トムの具合の悪さ、が、今日はカラッと解決していた。
絶好調(の時は、ハハハハハッ!つって高笑いしてますから)までではなかったけど、亀渕さんを引き連れてナカジや坂下、金子に積極的に話しかけて、キャプテン魂発揮してました。
こういう時のトムは、ほんと頼りになるんだよなぁ。
じゃぁ昨日の具合の悪さは何だったのか、ということになるんだけど。
気圧のせい、とかだったのか?
それだけじゃないだろうけど。

今日は、MBはナカジ&西かと思ったんだけど(ヤスは今シーズン、連戦の両方にスタメンで出たことはない、と思う)、ヤスだった。
まぁ、この辺も何かあるんだろうけど。

ブロックで止められるとやり返したくなるのが心情だろうけど、ブロックってブロックポイント取るだけが大事なわけじゃないよね?!
「ハイキュー‼︎」日めくりカレンダーにチョイスされた言葉ってどれも素敵なんだけど、その中の、音駒のミドル・リエーフとリベロ芝山の「言葉通り プレーは全部繋がっているから」というのが、今のJTには1番大事で、昨日超苦戦した理由でもある。相手のその法則を崩すことが、自分たちが繋がるキッカケになっていた。と思う。
大事なのは、前衛の守備(ブロック)と後衛のレシーブがちゃんと連携取れてる事なんだよ。

いつもは、2日目対策(初日に勝ったとしても負けたとしても、同じ相手と連戦、なわけですよね。やられたら、やられたことの対策。やってやったら、やり返されることを想定した対策。これができない。)が下手なので、不安が大きいのだけど、相手は、昨日の1、4セットがあまりにもJT側が無抵抗な感じのやられ方だったんで、昨日の戦い方でいける、と思ったのかな。いつものウチの首脳陣がそうだけど。
昨日のトムと今日のトムは別人だったので、相手のブロックに止まらない、引っかからない。
逆に昨日はツーツー通過してた相手のセンター攻撃に、ウチがワンチ取る。
相手は嫌だったろう。昨日は会場の音楽やハリセン音にノリノリだったL、MBの顔が曇ってた。

攻撃力を上げることは、実は簡単かも。守備をある程度捨てればいい。
でも強いチームというのは、守備と攻撃のバランスが取れているもの。
でも、世界の一流リーグからしてみたら、日本のVチーム程度はどこかに穴があるもの。
守りを厚くするか、攻めを強くするか。将棋とかでもこれは究極の課題だよね。
昨日と今日。比較してみて、トムは、今日の方が気が楽だった、かなぁ。
リュウが居た時も、トムはある意味「楽」そうだった。新井は攻撃の軸になり得る。
今日の試合くらいのサーブなら、新井がオーバーで積極的に取りに行けば、新井&坂下の共通武器である「速さ」を犠牲にしなくて済む。坂下だけでなくて、新井にも速い踏み込みと速い振り切りをされた日にゃあ。そりゃ、相手はイヤでしょうよ。
新井くんのオーバーハンドパスでのレセプションの精度は、確かに上がってる、と思う。けど、相手のOHがヤスにサービスエースを取られたように、危ういところもある。今回も危うかったが、「新ー梵」サーカスならぬ「新ー純」サーカスで、乗り切ってしまった(笑)。あとは、これを「ラッキー」で終わらせず、分析して科学にすると良い。
この、小さな巨人たち(坂下&新井&西村)に共通しているのは速さだけではなくて、良い意味での「強かさ」だろうなぁ、と。
ドシャットされても、「いやぁー、仕方ない。だってこの身長なんだもん。次は頑張るわー」って感じ?

金子くんがねぇ、この手のプレッシャーに弱いのよねぇ。彼は持ってる人だから。その持ってるモノを、八子さんが「持ってる」まで昇華するには、何かが足りないのだろうと思う。それが、ケガである必要は無いと思う。
思うんだけど。
要するに「ライナスの毛布」があればいいんだろう?
新井のサーブ時のルーチンや坂下のクセも、ソレに当たるんだと私は思う。
金子くんは、東広島大会の時の「バンドエイド」みたいなもんがあったらいいんじゃないかなぁ。
将平さんのサーブ前の「ボール遊び」がここのところ無くなっているのが気になってます。あれ、好きなんですよ、FC時代から。あのクセを楽しそうにやられると、サーブでやられる!!と思ったものです。
あって七癖。
自分のココロの安定のためのルーチンがあってもいいんじゃないですかね。
試合前のゲン担ぎは結構どの選手もあるようなんですよね。取材されたりしてるし。
試合中に、自分のココロの平成を保つための方策。持ってもいいんじゃないかと思います。

来週は、ジップアリーナ岡山でのホームゲームです!
ヨッシーと一緒に、会場で緑のハリセンを壊れるほど叩いて、勝利をひきよせましょう!

頑張れ!JTサンダーズ広島!
頑張ろう!NIPPON! 頑張れ!FUJII!

(ちゃこ)

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