慰霊の日

昨日は沖縄の慰霊の日でしたね。
そんな日に、習い事前の時間潰しに娘と図書館へ行き、返って来た本コーナーにあったのが、こちらの絵本でした。

前に読んだよなと思いつつも手に取り、また借りて。
改めて読んで、やっぱりこの思いは大事にずっと持っていてほしい、持っていたい、と思いました。
理想なくして未来はあり得ません。
短絡的な理想ではなく、長く健やかであるための理想であれ。
世界は今とても不穏な動きをしています。
1月よりもさらに加速度的に。
その流れを止められるとしたら。
ちゃんと自分の自分達の権利を行使すること。
未来を考えた上で。
組織とか柵とか、結局、あなたたちは自分さえ豊かであればいいのですね、そんな貧しい心であることになぜ気づかないんでしょうか、と。
信仰は距離を見誤ると身を滅ぼします。
しかし、救われたいと願うのか。
結局、短絡的なんでしょうね、。
希望の持てない未来に、この絵本を読むと申し訳なさも感じつつ、それでも、子供達には、と思えてしまう。
私が通っていた幼稚園では、宮沢賢治の雨にも負けずという詩を暗唱するのが卒園式のお決まりだったんですが、この絵本も暗唱できるくらいに、そうして心の奥深く染み込ませて、大人になって欲しいな、とも思います。
まずは自分から。
絶望しか感じなくても、放り投げていいはずありませんから。

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