9.Stephan Balkenhol :Sculptures and Drawings
9冊目はこちら。
彫刻家シュテファン・バルケンホールの作品集です。
この作家さん、2005年に国立国際美術館での展覧会がきっかけで知りました。
なんせ、手にしたチラシが、私の心をグイッと掴んで。
なんてんだろ、すごい絵になる彫刻。絵のような彫刻でもあるんだけれど。佇まいがなんかいい。
当時の図録、家にあるのでまた後日に写真アップできたらと思いますが、あれ、見せ方というか、デザインが良かったのかなぁ。すごく好きな一冊。図録なのに。
ほんと、なんかずっと好き。
チラシ、先日までぶら下げてた、部屋に。(あれ、なんでしまおうと思ったのか思い出せないけれど、。)
まぁなんだかその時からずっと心の片隅に居続けている作家さん。
作品の中の人物の表情はどこか画一的なんだけれど。
荒さの中に、なんでだか生物としての体温を感じるような。
そんな作品群。
けれど、こういったものって、実際に見た方がいいんだけれど、また日本にやってくることはあるのだろうか。どうなんだろうか。
今では、こんな感じの動物+人っていう良い感じの彫刻も目にする機会が増えたけれど、私にとっては元祖ですね。
この作品集の中では、メモ的なドローイングもあって、こうやって書き出しながら、形にしていくのかな、って想像できました。
ぜひお見知り置きしといてほしい作家さんです。
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