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特別展 交感する神と人 ヒンドゥー神像の世界

もう終わってしまった展覧会なんですが、残しておきますね。
元々宗教というものに興味があるので、この展示はとても楽しみにしていました。

いやぁ、、、、、
手塚治虫のブッダを小学校の頃かなぁ、読んだことがあるんですが、それを思い出しました。
いやぁ、、、ブッダの気持ちが少しわかった気がします。
もう、ごっちゃごちゃ!混沌とした世界。まぁ生命がそもそもそういうものである一面もあるわけですが、、、そこから悟りを開き仏の道へ進んだのも頷けます。
神様同士の関係もなんかよくわかんないし(まぁ神道もそうか)、お祭りの時の子供の神様のご機嫌を取るためにブランコの神輿?を作ったりだとか。神様が近いものであることは確かで、日常の延長にいることは間違いなく。それは日本の八百万の神と同じでしょうね。
そうですね、書いてて気付いたけれど、日本の信仰に近いものがあるのかもしれません。
差別を感じない新興住宅地域環境で育ったもので、そこら辺の感覚は疎いのですが、日本にも差別があったように。
カーストは言わば、宗教がそれを決定づけてしまっている。
日本の起源を軽く調べましたが、まだ定かではないようですね。
日本にも土着の根強い信仰がそれぞれあったけれど、それが一つとしてまとまることなく、その地域のみに留まった。
それが、近年の土地の開発やらで薄まってはいるものの、まだ根強く残っている地域もある。
けれど。
広まった宗教が決定づけてしまったものと、その土地で止まったものの差は大きいと感じます。
え、何を書きたいかわからなくなってきました。
展示を見た感想としては、とにかく欲望渦巻くごった煮!というものです。
神聖さもあります。しかし、一歩引くと、うーん、と唸るものがあります。
ブッダも引いて見てしまったんだろうなぁ、とか。
そんなことを思いました。

面白い展示だったことは間違い無いですね。
話し変わり。
本館の企画展も気になっていたので、併せて見ました。

これね、
めちゃくちゃ好みでした。
もう、めっちゃかっこいい。
なぜ、こんな文様になっていったのか、という発展が興味深かったのと、
アイヌとの共通性です。
考えも版画もアイヌにとても近い。
ルーツが同じだとしても、それぞれがそれぞれに違う地域へ移ったあとも、こうも残るものなのか。伝統という変わらなさの凄味というかなぁ。
すごいなぁ、って思いました。なんか。
展示の終わりにPCがあって、みんぱくが持っている版画のアーカイブも見れるんですが、もう、、、本でまとめてくん無いかな!?ってほど。
ウケると思うなぁ、一部に。一部にですけれど。
これは、来週火曜までなんでね、今週末は気温も上がるようなので、万博も楽しみつつみんぱくへも。
おすすめです。
みんぱくはパワースポットでもありホラースポットでもあると思います。ふふ。

本、アップするぞと意気込んでいたけれど、突然の訃報にちょっと手が止まってます。まぁ焦らずぼちぼちと気長に。
生きるってことはただ今日を生きるってことなんやなぁ、って。
しみじみ思いますね。
先なんてあってないようなもの。先を思うなら100年後を思え。ってこれは、ネイティブアメリカンの言葉だったかな。日々生きているとついね、我が我がになりがちなんですが、この展示を見て、やっぱ我から一歩引いた先を見ないといけないな、って思いました。

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