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AIを使って長編小説を書いてみた
今回書いたもの
前にも似たようなテーマで書いたのですが10万字程度の2045年の未来を舞台にしたSF小説を書いてみました。まだ校正が終わっていないので公開はお待ち下さい。この記事は校正作業中に書いています。
使用したAIについて
今回執筆に使用したのは Gemini 1.5 pro、Gemini 1.5 pro(2M context)です。これらはGeminiのページでは有料となっている(2M contentの方は存在しない)ので、Google AI Studioで利用されてもらっています。具体的にはプロットの作成の手伝い、本文執筆、校正の補佐を行ってもらいました。
他にもChatGPTやClaudeを利用してみました。しかし、GPT4oははじめの方しかまともに読まないらしく使い物になりませんでした。またClaudeは小説の本文が長くなってきて(約7万字を超えてきた頃から)そのまま投下できなくなったので使い物にならなくなったので使えませんでした。
また、執筆環境としてGoogleドキュメントを使用していることもあって、Geminiには連携機能があるので本文の投下が楽に行えました。(Googleドキュメントで縦書きができないのが少し不満ですがスマホとの同期やGeminiとの連携を考えるとこれが最適なのではと思っています。)
感想など
今回は本文を書いていく途中で試験的に本文執筆をやらせてみました。そうしたら私ではかけないような表現を書いてきて驚きました(AIに仕事を取られるってマジなのか?)。そのため途中から本文執筆をAIに丸投げしました。また、AIに執筆をやらせることで私としてはストーリーの構築などの方に集中できました。また、舞台をどこにするか迷ったときも実際に書かせてみていい感じのところを選ぶというAIがなければできない方法も採用してみました。
しかし、いまのAIの限界なのか使い方が悪いのかは知りませんがAIはプロットや前後の文脈に沿った執筆が苦手なようです。そのため校正作業では表記の統一などの小さなものから時系列やキャラクター設定の破綻、回収されていない伏線の回収作業など別の作業が発生しました。そのため、結局1から書いたときと同じくらいの仕事ができました。(ただ初心者からするとAIがなければこの長さの小説は書ききれなかったと思っています。)
最後に
AIを使っての執筆作業の感想を書いてみました。ちなみにこの文章は一切AIを使用していません。やはりAIはうまく使うととても楽ですが、丸投げせず補佐として使うのがいいと思います。
ここまで書いてからまた校正に戻ったらAIに投げたことが8割ぐらいの原因の問題を大量に見つけた。ここまでくればAIを使わずに書いたほうが楽だったのでは、しかし、AIを使わないとここまでの長編を書ききれなかったのでは、という悩みを抱えています。
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