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日記#135 野球とサッカーの話 2020/11/18

「お風呂上がりにバッテイングセンターに行く」という夢がずっとあったので、今日叶えてきた。家から夜道をテクテク歩いて40分のところにある。

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古い機械を使っているけど、100円13球だからかなり良心的。結構過疎過疎していて、私の他には小学校4年生くらいの少年とその父親、あとはヤンキーカップル。

風呂上りの私は上下スウェットに黒いジャンバーを羽織っていたので、少年と父親にはヤンキーの仲間が来たと思われ若干警戒された。

少年は左で110kmを打っているが、2球連続でファールになったところで父親ストップ。まだ球は数球残っているが待合室へ呼び戻され「なんでひっかけてるか自分でわかってる?直そうとしてる?」みたいなことを説教されている。すごいなあ〜。うまい選手ってこうやって製造されるんだ。

一方のヤンキーだが、女の方は全然興味がないらしくずっとスマホを見ている。男の方は火のついていないタバコを口に咥えながら打席へ入って割と良い打球を飛ばしている。ドカベン岩鬼をリスペクトしてるんだろうか。それを見ながら私は「かっけ〜、私もタバコ吸っちゃおうかな〜」とか素直に思っていた。脳みそが中学から進化していない。

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私はといえば、空いている左打席が120kmしかなかったのでしょうがなくそこへ入ったら全く当たりもかすりもせず、100円払って13回素振りした人になった。おかしいな。中学軟式野球は120kmぐらい出たりするので、これぐらいのスピードを打ってたはずなんだけど。

よく考えれば私は中学時代ヒット打った記憶がない。

打ってなかったわ。

今日と同じく、打席で素振りしてただけだった。

つらいことを思い出してしまった。



そういえば、カタールワールドカップ南米予選第3節コロンビア対エクアドルの試合を(12時間遅れで)見た。南米開催は本当にGMT+9在住者に不親切だ。

今大会の台風の目となっているエクアドルが相手、しかもアウェイでのゲームということで堅く入るんじゃないかと素人予想していたけど、10分までに2失点してゲームプランが崩れた。そして結局6失点という歴史的なスコアで終了。ここまで圧倒的に殴られると逆に気持ちいい。

ケイロス監督に関しては、まあ解任論が出ても全然おかしくない。「エクアドル(格下チーム(とコロンビア人は思っている))相手に6失点」の字面だけでもコロンビア国民は我慢できないだろう。南米でサッカー監督をやるのは本当に大変だ。

それにしてもプロの解説者が「気合が足りない」「気持ちが感じられない」「プライドはどうした」「ちゃんと練習しろ」「死ぬ気で走れよ」みたいな感想を地上波で垂れ流しているのを聞いて、どこの国もやってることは一緒だな〜と思った。サッカー王国だからといって一般国民のサッカーリテラシーが高いというわけではない。


野球とサッカーの話をした。

2020年11月18日

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