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喉のいがらっぽさ、鼻水・・・漢方では春の強い風の影響と考えます。

春の特徴として、「寒暖の差が激しく、風が強く吹く」ということがあります。強い風は体に悪い影響を与えるので、邪をつけて「風邪(ふうじゃ)」と呼ぶほどです。風邪はまい上がるので、身体の上の方にトラブルをもたらしがちです。くしゃみ、鼻水、皮膚の痒み、頭痛、かぜ、花粉症、の煩わしいトラブルです。
風邪に直接あたらないように、防備してお出かけください。

風邪(ふうじゃ)の影響で、鼻や喉、皮膚に不調がでやすいので、管轄する五臓の『肺』を意識して、喉のいがらっぽさ、鼻水を改善してリラックス効果のあるお茶をつくりました。

◇びわ葉 ◇桂枝 ◇オレンジピール ◇大棗 ◇ペパーミント ◇ローズレッド

◇びわ葉 肺と胃に作用します。咳や痰を除き、しゃっくりなどの気が上がったものを下げてくれます。
◇桂枝 心、肺、膀胱に作用します。温め効果で肺の機能を上げてくれます。
◇オレンジピール 脾、肺に作用します。咳や白い痰を流してくれます。
◇大棗 脾、胃に作用します。胃腸を整えることで水分の代謝がよくなり鼻水なども改善します。
◇ペパーミント 肺、肝に作用します。喉の違和感、皮膚の痒みを改善します。
◇ローズレッド 漢方生薬の仲間ではないので、どの五臓に作用する、というデータはないのですが、神経をやわらげリラックス効果があり女性ホルモンを整える作用があるということは、「肝」には作用するのではないかと推測します。


お花見シーズンです。今年は外での宴会が解禁されたそうですね。私自身も花粉や風邪を防ぎながら、桜の風景を愛でる風習は大切にしたいと思います♪





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