食べ合わせのNG
食養生する上で知っておいていただきたいのが、身体にとって一緒に食べない方がよい組み合わせ・悪い組み合わせがあるということです。
食べ物には、組み合わせることで、
★相乗効果をもたらすもの
★効果を減らしたり、悪影響をもたらしたりするもの
があります。
良い組み合わせ食材
☆お刺身+生姜 冷えを予防、食中毒予防
☆お刺身+わさび 魚の消化を促す
☆あずき+かぼちゃ 慢性疲労、むくみ、糖尿 改善
☆かぼちゃ+なつめ 胃腸虚弱、糖尿 改善
☆昆布+黒きくらげ 血管や腫瘍をやわらかくする
☆昆布+冬瓜 むくみ、肥満、高血圧 改善
☆筍+クコの実 目の充血 黄疸 改善
☆人参+山芋+クコ 消化不良 改善
☆金針菜+卵 貧血、乾燥肌 改善
悪い組み合わせ食材
☆天ぷら+スイカ 消化に支障が出る。
☆スイカ+ビール 尿酸値が上がりすぎる。
☆鰻+桃 消化に支障が出る。
☆くるみ+お酒 血圧が上がりすぎる。
☆あんず∔牛乳 消化を阻害して胃があれる可能性がある。
☆はちみつ+生の長ネギ 消化に支障が出る。
・・・・・・・・・・ 等々
病気中 下痢や腹痛のあるとき避けた方がよいもの
☆刺身や生サラダ+くだもの 病気のときは脾が正常の働き
ができないので、生魚が消化しにく
い上に、冷やしてさらに働きを悪く
する。
☆肉、脂っぽいもの+乳製品 脾が弱っていて、痰湿があるときは
取らない方が良い。
体に熱を発している人はできるだけ避けた方がよいもの
☆唐辛子、ネギ、生姜、山椒、胡椒 などの辛いもの
季節や気候に合わせた食材選びが大切
寒い地方では 温かいものを選ぶ
湿気の多い地方では 辛味、温性の食物選ぶ
暑い地方では 涼性の食物を選ぶ
また、地域によってできる果物も違い 漢方の考えでは、例えば日本の本州に住んでいる方には、熱帯のくだものを食べすぎるのは、あまりおすすめしないです。
年齢・性別・職業 に応じて
高齢になると、脾の機能も衰え、又体の中が乾燥してきます。
消化に悪いもの、 辛すぎるものをたくさんとるのは注意です。
辛いものは発汗させますから、体の中が乾燥します。
妊婦さんが注意するもの
紅花、センナ など 血を巡らせる力のあるものは、とりすぎないように
してください。流産を予防するためです。胎児のことを漢方では「血」の
かたまりという考え方をします。
食養生する上で知っておいた方がよい、食の組み合わせ、選び方、についてでの話しでした。
参考にしてくださいね。
読んでいただきありがとうございます。
よろしかったら、Spotifyでこの内容をお話ししていますので
聴いていただけたらさらに嬉しいです。
「食べ合わせの良しあし」というタイトルで
第7回目の放送になります。
他のお話も、作業をしながら軽~く聴いていただけるかなと思います❣
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