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誰でも出来る!働きながら”好き”でイベント企画する方法【概要編】

お茶で仕事をつくる人、茶人です( Twitter / Instagram
このnoteでは、カルチャーとしてのお茶の魅力に触れながら、会社員×複業でこの社会をしなやかに生きぬくためのコツをお伝えしています。
茶人と一杯お茶した感じでご支援いただけるとうれしいです。
今日は「誰でも出来る!人が集まるイベント企画・開催の方法【概要編】」というテーマで解説していきます。
【実践編】はコチラからどうぞ

昨今の複業熱の高まりから、巷でも複業の話題がどんどん出ていますね。私も会社内で同僚から複業のやり方やイベントの開催方法を聞かれることが増えました。
ちなみに私は茶人リーマンとして、フルタイム会社員をしながら
・130回以上お茶関係でイベントを主催(または共催)
・のべ2500名さまを動員しお茶をふるまう
をしてきました(※トータル利益については別途解説します)
世の中の人はすべからく本業+複業をすべきと考えていますので、これまで私がお茶のイベントを中心とした複業で得た知見や開催ノウハウ、考えてきたことについて、出来るだけ再現性を高められるように解説していきます。
今日のnoteは
・イベント開催に興味がある
・自分の好きなことや得意なことを広めたい
・イベントしてみたけど集客に苦戦した
・複業したいけど何から手をつければいいか分からない

という方にはきっと響く内容なので、ご期待くださいね!
また、他に聞きたいことがあればぜひ遠慮なくツイッター等でDMください。
それでは、いきましょう。具体的に、イベント企画はまず下記の4フェーズをこなすところから始まります。

1. Vision やる意義・意味を”つくる”

何のために複業をやるのかが最も大切です。
お金のためなのか、自分のスキルアップなのか、楽しみのためなのか。
みなさんはなぜ複業が気になりましたか?

お金のためならいくつか種類があります。
・せどり
・動画編集
・プログラミング
・肉体労働
、、、

このあたりについては両学長のこちらの動画やこの本で詳しく紹介されていますのでご参照ください。

https://youtu.be/X9yvsN9mOgI

https://amzn.to/3ivC2ZS

特に動画編集やプログラミングはお金も稼げてスキルも上がりそうですね。

ちなみに私が複業をやる理由は主に3点です。
・お茶の普及のため
・会社だけでは知り得ない世界や人と出会うため
・身近な人に得た物を還元し一緒に幸せになるため

簡単に言うと、お茶への大義と知的好奇心、そして身近な人の幸せのため、なんですね。
ここがハッキリしているので、例えば「お金はもらえそうだけどイヤな仕事」や「この人とは一緒にやりたくないと思う人からの依頼」ば受けないようにします。
根本に軸があると、イヤな仕事を受けすぎて病むことがなくなるし、つらい時や忙しいときも自分の軸に立ち返ることができ再びモチベを上げられます。
まずは自身が複業に取り組みたい理由をハッキリさせましょう。
※自分の好きなことや得意なことを見つけるやり方は山ほどあります。気になる方はググってみましょう。見つからなければDMください。一緒に考えましょう。


2. Origin 独自性を出す

ビジョンの大切さはわかった、でも私にはやりたいことが見つからない!と言う方も多いと思います。
そんな方は、まず自分の好きなことや趣味を思い返してみましょう。
きっと、人には苦だけど自分はあたりまえにできてしまうことってあるはずです。
それでもやりたいことがわからない人は「かけ合わせて創造」してみましょう。

例えば私の場合は、元々「お茶が好き」という特性があります。
しかしこれだけでは世の中に数多いるお茶屋さんやお茶好きさんに勝てません。
そこで、「会社員」「百貨店(だからオシャレに詳しい)」「人前で話すことが苦にならない」など他のパーソナリティをかけ合わせ、「お茶×独自切り口のイベント開催」を自分の得意ゾーンとして磨き上げました。
ターゲットは「お茶に少し興味があるけど本格的には踏み込まない、日々仕事にプライベートに忙しくしている20代から30代の人」と出来るだけ狭めに設定していました。(住む場所や趣味、パートナーの有無や自由になるお金の想定などもしていましたが(ペルソナと言いますね)、これはまた折を見て)

そうすると、「おいしいお茶の淹れ方講座」のようなお茶業界の競合がひしめくカテゴリーでは勝負しなくなるんですね。競合が多い=レッドオーシャンなので。
自身のパーソナリティをハッキリさせ、ペルソナを狭めに設定したことで、小さいながらもブルーオーシャンが見つかります。
こうして出来た人気イベントのひとつが「朝抹茶 しましょう♩」です。
リンクは2018年と少し前のものですが、今も継続的に引き合いを頂いています。
https://fb.me/e/3IcWxgkyy

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自分の好きなこと、苦もなく続けられることは何か
そこに付加価値を出すためにはどんなかけ合わせが出来るか

まずは設計してみてください。


3. Sustinable 持続させる(ために正しく儲ける)

最初はこわいですよね、自分の主催イベントでお金を取るのって。
自分にはそんな価値ないよ、とか、お金返せ!て言われたらどうしよう、とか。。
私も最初そうだったのでよくわかります。
でも、この壁を越えなければならない理由があるんです。
それは、活動を継続するため

自分が活動をすることで喜ぶ人がいるなら、まずその活動を継続しなければなりません。持続可能性という言葉もありますが、その活動が存在し続けないとお客さんにデメリットになる、というところまで意識を高められるかがポイントです。
儲けるところまでは考えない、けれど活動を持続するため、活動に関わる人もメリットを得てもらうために正しくお金を循環させるという考え方はとても大切なんですよね。

私も最初の頃はほぼボランティア価格でお茶会をやっていました。
自分の活動は大義のためだから
ただ楽しいからやっているんだから
と考え、稼ぐことに罪悪感すら感じていたんですね。
でも、そのやり方は長くは続きませんでした。
お茶会イベントに慣れていくにつれ参加してくれる人も増えてきたんですが、同時に私の持ち出しも多くなっていったんですよね。
さらには、「こんなやり方は本当の茶道ではしない」と小言を言う人まで。。。
そこで、勇気を出してお金を取るようになったんです。
結果的には、それで私のお茶会から離れる人は全くいませんでした。本当に、全く。
そしてさらに自分では思いもしなかった効果もありました。
お金をもらっているんだからもっともっと満足してもらいたい、レベルを上げたい、と自分のハードルを一段上げられたんです。
正しくお金を頂くことでイベントのクオリティが上がり結果参加者の満足度も上がる、それによって参加者と私はもちろん、イベント会場の方、イベントで使ったお菓子屋さんなどみんなそれぞれもメリットを得る、という良循環が生み出せたんですよね。
このサスティナブルな関係を生み出すためにも、稼ぐことを避けてはいけません。
もっと言えば、無料や激安講座に逃げてクオリティアップを怠ってはいけません。
正しく利益を出していきましょう。
ちなみに茶人の場合は、時間あたり利益を以下のように設定しています。

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支援してもらったお金は、お茶の体験につかったり、生き方のコツを知る経験につかいます。このnoteでしっかりフィードバックして、お金をはらってくれた人(=読者さん)、がんばる人(=体験元の人)、つなぐ人(=茶人)のみんながうれしいnoteにしていきます!