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誰でも出来る!人が集まるリアルイベントの企画・開催の方法【実践編】

お茶でシゴトをつくる人、茶人です( Twitter / Instagram
このnoteでは、カルチャーとしてのお茶の魅力に触れながら、会社員×複業でこの社会をしなやかに生きぬくためのコツをお伝えしています。
今日は「誰でも出来る!人が集まるリアルイベントの企画・開催の方法【実践編】」というテーマで解説していきます。
【概要編】はコチラ

私は茶人リーマンとして、フルタイム会社員をしながら
・130回以上お茶関係でイベントを主催(または共催)
・のべ2500名さまにお茶をふるまう
をしてきました
世の中の人はすべからく本業+複業をすべきと考えていますので、これまで私がお茶のイベントを中心とした複業で得た知見や開催ノウハウ、考えてきたことについて、出来るだけ再現性を高められるように解説していきます。

今日のnoteは
・具体的にイベント開催をやってみることになったけど、失敗したくない
・実際にやってみたけどうまくいかなかったのでコツを知りたい
という方にはきっと響く内容です!それでは、いきましょう。
(ちなみにこれはリアルな場でのイベント企画の話です。コロナ禍ではオンラインイベントもたくさんやってきたので、これはまた稿を改めますね)

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▼魅力的なタイトルの付け方

まずファーストステップは、イベントのタイトル付けですね。最初の集客はほぼこのタイトルやサムネイル画像(イベントトップにくる画像)によって決まると言っても過言ではありません。ファーストステップですが、そのイベントの内容や楽しさを伝えられる最も大切なステップです。
ではどのようなタイトルにすればよいのでしょうか。
私は「スキルよりスタイルが伝わるタイトル」が良いと思います。
どういうことでしょう?
例えば私であればお茶が専門なので「おいしい抹茶の点て方講座」などとつい付けてしまいたくなります。しかし、これだと”本当においしく抹茶を点てたいと思っている人”にしか刺さりません。要は、間口が狭くなってしまうんですよね。それよりは「朝抹茶、しましょう♪」などのように自身のライフスタイルに取り入れることを想起できる言葉がよいです。
実際にこの「朝抹茶、しましょう♪」イベントは、それまで「抹茶の点て方講座」という名前で4,5人の集客だったところから、タイトルを変えて以降コンスタントに10人以上集まって頂ける人気企画になっています。
タイトル、大切です◎

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▼センスの見せどころ!開催場所と会場費

貸し会議室、スペースマーケットなどを探すのが手っ取り早いですが、無機質なことも多いんですよね。私もお金を払って行ったセミナー会場が寂れた会議室でガッカリしたことがあります。
そこでぜひ試してほしいのが、お気に入りのカフェの一角を使わせてもらう、です。
雰囲気も良いし、カフェとしてもアイドルタイムに使ってもらえることは嬉しいので、Win-Winになります。もちろん、大声を立てない等マナーは守る必要がありますが、一度店員さんに聞いてみましょう。
気になる会場費については。
カフェ側で決めている場合はもちろんその額を、決まっていない場合は「本来その場所で稼ぐことが出来ただろう売上分くらい」をお渡しするとよいです。イベント等で使ったことがないカフェさんも実は結構いらっしゃるので、金額目安の参考にしてみてください。
ちなみに、、
松澤はイベント開催日の告知を間違え、カフェさんに半日空きをつくってしまった時がありました。良いカフェさんだったので無料でキャンセルも提案してくれましたが、それでは申し訳ないので、料金はしっかりお支払いした上で通常通りの営業をしてもらい、私もイチお客さんとしてその場でずっと勉強や読書をしていました。コツは、料金もしっかりお支払いした上で一般のお客様も入って頂けるよう予約を解除した、です。こうすることでカフェは通常売上も認知度も獲得できます。私だけが損をしたように感じる方もいるかもしれませんが、勉強代になったのはもちろん、そのカフェのオーナーさんに私のスタンスを気に入って頂き、以降イベント集客等で力を貸してくれるようになりました。失敗から築き上げた味方は強いです。
※茶人がイベント開催でいつもお世話になるカフェはコチラ
兵庫(宝塚) → カフェLEON
京都(河原町) → 川端滝三郎商店

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▼集客しやすいイベント告知のスケジュール感

1ヶ月前、または開催前月中旬まで、が良いでしょう。つまり、イベント開催が5月上旬なら4月上旬には告知。5月下旬なら4月中旬までに告知が望ましいです。前月中旬としているのは、翌月の予定って中旬以降にどんんどん埋まっていってしまうので、その前が望ましいから、ですね。
私の場合は
✔1ヶ月前にインスタストーリーでイベントにおわせ投稿
 レスをくださった方には先行案内
✔2週間前にフェイスブックイベントページを作成
インスタ、ツイッターなど各SNSでイベント内容を投稿
という2段階で告知をします

▼もう悩まない!価格の付け方

これは
・よりたくさんの人を集めにぎやかにやるのか
・少なくても密度の濃い人としっかりやるのか
という方向で変わるのですが、どちらにしても「原価商売はしない」ことが大切です。
お茶一杯いくら、そこにお菓子が付くからいくら、、という計算はもちろん大切ですが、もっと大切なのは「そのイベントの無形資産(目には見えない価値)」は何かを問い続けることです。
法外な値段でぼろ儲けする必要はないですが、正しくお金を頂いて、そのお金でまたイベント内容をブラッシュアップさせ、という正の循環をまわしていきましょう。
茶人も昔料金を安くしすぎて非常に苦しんだので、ここに悩むお気持ちはよく分かります。勇気を出して、対価を請求してみましょう。

▼まずい!集客状況が悪い!そんな時は

集客状況が芳しくないと焦ってきますよね。そんな状況を打破するコツがあるんです。それは...

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