見出し画像

「困ったらいつでもこい」というあなたに困っているときはどこに行けばいいの??

『もう恋なんてしないなんて言わないよ。絶対』って、結局どっちなの??といつも思うけど、やっぱり恋愛は結局してしまうものだろうと、恋愛妄想家的には思ってしまいます。
きっと、槇原敬之も、恋愛は素晴らしいものだと言っているに違いない。

でも、とある極論に至っていた時期があります。
人生を重ねる時間=付き合う=恋愛

それが、彼じゃなのなら、誰でも一緒に思う。
相手は、私を見てくれているけど、私は相手に彼を求めていたのです。
なんてひどいお話。

20年間片想いしていた彼が結婚を決めた。

そして、なぜか奥さんを連れて実家に挨拶に来ました。
彼は、私の母と仲がいいのです。こんな時に、律儀に辞めてほしい。
挨拶なんて、本当にいらない。
そんな幸せな姿を私の前に見せてくるのは、もう嫌味にしか思えなかったです。

今思えば、彼なりのケジメだったのかもしれません。

これでもか??というくらい泣きました。
まだ出るのが不思議なくらい。目が腫れて、前が見えなくなっても泣いた。

仕事に行くのが大変でした。
でも、涙が勝手に出てくる。止めても、止めても出てくる。下を向くだけで、目が水で溢れてしまう、そんなことは初めてでした。

「俺は、お前のこと一番よくわかってるから。こまったらいつでも連絡してこいよ」というのが、彼の口癖でした。だから、その言葉に頼って生きてきた。

でも、そのあなたのことで、こんなに泣いている私は、どこに行ったらいいんだろう??
そんな疑問を頭の中でリピートする。

結局、涙が止まった時、どれだけ執着していたかに気づくのです。

「もうどこにも行くところなんてない。自分で解決するしかない」とだと・・・。

「結局もう誰だっていい」
それくらい、彼が誰かのものになることが嫌だった。
もっと、早く本当の気持ちを言っていればよかったのです。

一度、ほとぼりがさめたころ・・・本当の気持ちを言ったことがあります。

すると、「何度も、伝えていた」というのです。「一緒にいよう」って。
今、思えば笑ってしまう。
その時、私は、何を感じ。何を見ていたのでしょうか??

本当に大切なことは、失った時に気づく。
まさに、そんな感じでした。

くっつきすぎて、離れることなんてないと思っていたから、大切なことも丁寧に聞くこともみることも感じることもしなかったのです。
結局、彼のありのまま見ることなんてできてなかった

もう恋愛なんて懲り懲りだ。
「恋愛がしたい」こんな気持ちがあるから、めんどくさいんだと思った。
こんな感情なくなればいいのに、って思っていました。

でも、今。
好きな人がいる。心から大切だと思う人がいる。本当に不思議です。

もう、彼以上の人なんていないって思っても、ちゃんと彼以上は現れるのです。
ただ、それは、彼へ思いを全部、棚卸し的な感じでみて、整頓するような時間が必要でした。

補ってもらったり、スイッチを入れてもらったりしながら・・・。自分のことも見つめるような・・・。

こうやって、文字にすると、自分がどれだけ彼が好きだったか、今も尚、鮮明に感じることができますね。ちょっと驚いています。

きっと、こんな一生忘れられない相手がいると思うのです。
一生忘れなくてもいいんじゃないか??

そんなふうに思います。

もう、困っても彼には連絡しませんけどね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?