上海ロックダウン、生活・生産情報一覧（4月27日発表情報）

感染状況

・4月26日の新規感染者数は13,562（確定病例1,606人、無症状病例11,956人）と、直近３週間で最も低い数値となった。
・新規死亡者数は48人で平均年齢は80.85歳で、前日より減少。
・感染区域外で発見された感染者数は1,424人で、前日より増加。

▲新規感染者数（確定病例）推移

▲新規無症状感染者数推移
 

企業・生産情報

・上海市政府は稼働再開の企業リストを公開し、そのうち70％の企業が稼働を再開。複数の自動車工場によると、物流停滞によるサプライチェーンの分断、従業員不足など問題が解決できておらず、いつになったら生産量を以前の水準に戻せるのか、いまだ確証がない。

・ロイター報道によると、ロックダウンの金融業界への影響で封鎖解除後に金融関連人材の上海離脱が起こりかねないと予想している。

生活情報

・上海市政府は市中感染ゼロを達成できた区域では「限定人員、限定地域、限定活動（つまり容認範囲内で外出が可能）」を実施すると発表。しかし、市中感染ゼロの基準が公開されておらず、公式発表で市中感染ゼロを達成した区域は現時点で金山区、崇明区、青浦区のみ。
 
・上海ネット管理当局は、ロックダウン中のネット情報統制を強化し、「フェイク情報」を理由に13以上のwechatグループを封鎖。最初にデマを拡散したとみられる13人に処罰を下した。

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