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上海ロックダウン、生活・生産情報(5/5発表情報)

感染状況

・5月4日の新規感染者数は4,651人(確定261人、無症状4,390人)
・新規死亡者数は13人
・感染区域外で発見された感染者数は34人
・新規感染者数、新規死亡数、感染区域外の感染者数、全て前日より減少した。

▲新規感染者数(確定)推移
▲新規無症状感染者数推移

・5月4日時点の警戒区(直近14日間は感染者が出ていない場所)の数は48,602区域で、人口は1,647万人。前日より増加し、全市内の人口65%を占める。

企業·生産関連

・1,800社の重点企業の稼働再開率は70%を超過。稼働再開しても区の防疫関連の規制が厳しく、完全には稼働できないという一部の企業の苦情に対し、市政府は今後各区とも市の統一された標準を適用すると表明した。

・上海市政府はテック企業向けの支援策を公開。担保なしに融資を提供するなど、金融面のサポートを行う。

・政府が公開した企業稼働再開ガイドライン修正版では、規制をさらに緩和。従業員は退勤後、工場で寝泊まりせず、そのまま帰宅することが許される。

・上海に配送センターを構える化粧品大手のエスティ·ローダーは、ロックダウンの影響でサプライチェーンが寸断。アジア地区では3月の売上が前年より4%減少した。

・市政府は作業の再開が可能な建設現場のホワイトリストを発表。その中には、アリババとテンセントのデータセンターも含まれる。


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