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上海ロックダウン、生活・生産情報一覧(4/25発表情報)

感染状況

・4月24日の新規感染者数(症状のある人)は2,472人で、前日より増加。一方、新規無症状感染者数は16,983人で、前日より減少した。

・新規死亡者数は51人で平均年齢は84.2歳。前日の39人から増加しており、ロックダウンが開始されて以降、初めて累計死亡者数が100人を超過。

・隔離区域外で発見された感染者数は1,063人で、前日より増加。

・現地の名医である張文宏によると、上海全体のコロナ致死率は0.0178%で、武漢がロックダウンされた際の5%より、はるかに低い数値となっている。現在、致死に影響を及ぼす高齢者患者および持病のある患者の救助が最大の課題だ。

▲新規感染者数推移
▲新規無症状感染者数推移 


企業・生産関連

・国、市、区政府からの企業支援策一覧はこちらから確認可

https://shfgw.h5yunban.cn/fgw-qlkyq/index.php

・春の耕作準備や収穫、現地の農作物の安定した供給を確保するため、上海市政府は農業生産企業の稼働再開ガイドラインを公開。

・上海近隣の昆山市では、19日に電子機器受託生産の世界的大手であるFoxconnを含む60社の稼働再開企業リストを公開。しかし、その後Foxconnの工場にコロナ感染者が出たため、生産を再び停止した。


生活関連

・4月26日に上海市民全員にPCR検査を実施する予定。
 
・「頻繁にPCR検査するのではなく、市民が家で抗原キットを使用して検査すればいいんじゃないか」という市民の疑問に対し、政府はPCR検査の方が精度が高いだけでなく、連日PCR検査を行い、いち早く感染者を発見することで、市中感染ゼロを目指すと回答。
 
・ロックダウン以降、上海オンライン医療の利用者数が急増。前年同期の5.2倍となった。100以上の病院がオンライン医療サービスを提供しており、市民はwechat公式アカウントの「健康云」からオンライン受診や処方、および薬の配達サービスの利用が可能。しかし、オンライン受診できる範囲には限りがあり、薬品の配達困難など問題がある。


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