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七夕さま

働き者のみけらんは草刈りの帰りに、木に掛かっている軽い衣を見つけかごに入れるが、沼の中から現れた七夕にその羽衣が無いと天へ帰れないから返してくれと頼まれる。
みけらんは七夕が好きになり、羽衣は知らんととぼけ結婚を申し込むと、七夕は羽衣無いと帰れないので一緒になるが、やがて仲睦まじく暮らす。
ある日羽衣を見つけた七夕は忘れかけていた天の世界に帰り、みけらんはわらじを千足編んで再会するが、天の帝に七夕と暮らすためにと無理難題を言いつけられる。
みけらんは瓜畑の番をしていると喉の乾きに耐えられず、瓜に口をつけると中からどっと水が溢れ出しできた天の川に二人は引き裂かれるも、帝に年に一度だけ会うことを許される。

大阪府の昔ばなし

最初の出会いでとぼけるのが新鮮

物語の類型
なんでだろう

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